ミズノのレーシングシューズ「ハイパーワープ レーサー(MIZUNO HYPERWARP RACER)」。先に答えると、発売日は2026年12月10日、値段は22,000円(税込)、重さは27.0cmで約200gです。ピュア2・エリート2と同じ名前の全長カーボンプレート(SMOOTH SPEED PLATE)を入れながら、硬さを抑えて初めてのカーボンでも扱いやすくしたモデルで、シリーズで唯一、足幅の広い「WIDE」もあります。まだ走った報告は無いため、ミズノの発表と公式の商品ページをもとに、シリーズ4足の違い、サイズの選び方、ライバルとの比べ方までまとめます。
Review
硬さを抑えたカーボンで、
初めてのカーボンに挑むミズノのレーサー。
特におすすめなランナー
- フルマラソンで3〜4時間を目指す人
- 初めてカーボンプレートの靴を履く人
- 足幅が広く、WIDEを探している人
まずは結論とスペックから
このシューズがどんな一足なのか、評価と基本データを先に押さえます。
こんな疑問を解消します
MIZUNO HYPERWARP RACER 基本スペック
HYPERWARP RACERは、フルレングスのカーボンプレートの硬さを上位機種より抑え、内側にENERZY XP+、外側にENERZY NXT+を使った扱いやすさ重視のレーシングシューズです。2026年12月10日に発売されます。ミズノはフルマラソン3〜4時間を目指すサブエリート向けとし、フル・ハーフを推奨のシーンにしています。
| 価格 | 22,000円(税込) |
|---|---|
| 重量(メンズ) | 約200g(27.0cm片方/公式) |
| ミッドソール | MIZUNO ENERZY XP+(内側)・MIZUNO ENERZY NXT+(外側)+ 硬さを抑えたフルレングスのカーボンプレート |
| アッパー | エンジニアードメッシュ(甲材は合成繊維・人工皮革) |
| スタック / ドロップ | ヒール37.0mm / フォア34.0mm(前後差3mmは計算値) |
| アウトソール | 合成底(耐久性に優れた「X10」) |
発売日・値段・どこで買える?
先に答えると、2026年12月10日発売、価格は22,000円(税込)です。売っているのはミズノ公式オンライン・ミズノ直営店・一部のミズノランニング品取扱店で、すでにミズノ公式オンラインとアルペン公式オンライン(メンズ)・(レディス)で予約を受け付けています(公式オンラインは12月上旬から順に発送、アルペンは12月10日以降に順次発送)。
| 発売日 | 2026年12月10日 |
|---|---|
| 価格 | 22,000円(税込。全4型とも同じ) |
| 売っている場所 | ミズノ公式オンライン、ミズノ直営店、一部のミズノランニング品取扱店 |
| ユニセックス | J1GU270231/ホワイト×ブラック×スカイブルー/22.5〜29.0cm/2E相当 |
| メンズ | J1GM270201/スカイブルー×ブラック×ライムグリーン/24.5〜29.0cm・30.0cm/2E相当 |
| ウィメンズ | J1GW270221/スカイブルー×ホワイト×ライトグリーン/22.5〜25.5cm/2E相当(片足約175g・24.5cm) |
| WIDE(メンズ) | J1GM270301/レッド×ホワイト×スカイブルー/24.5〜29.0cm/3E相当 |
型は4つあり、色と足幅が違います。足幅の広い人向けの「WIDE」(3E相当)があるのは、シリーズ4足のうちレーサーだけです。レーサー4型の中では、赤い色もWIDEだけです。
シリーズ4足の違いは?どれを選ぶ?
レーサーは、ミズノが「フルマラソンで3時間から4時間を目指すサブエリートランナー向け」としたレース用です。ピュア2・エリート2(フル3時間以内向け)と同じ「SMOOTH SPEED PLATE」のカーボンを全長に入れていますが、プレートの硬さは上位の2足より抑えた仕様です。ミズノはこれまで、この走力の人向けの靴にはグラスファイバー製のプレートを使っていました。
| ピュア2 | エリート2 | レーサー | ペーサー | |
| 発売日 | 11月6日 | 11月6日 | 12月10日 | 12月10日 |
| 価格(税込) | 35,200円 | 29,700円 | 22,000円 | 18,700円 |
| 重さ(27.0cm片方) | 約135g | 約160g | 約200g | 約205g |
| 厚さ(前足部/かかと) | 35.0/38.0mm | 36.0/39.0mm | 34.0/37.0mm | 32.5/35.5mm |
| ミッドソール | 上下ともENERZY XP+ | 上XP+・下XP | 内側XP+・外側NXT+ | ENERZY NXT |
| プレート | 3D形状カーボン(前に8mm延長) | 同左 | カーボン(上位機種より剛性を抑えた仕様) | なし(シャンクインサートで中足部の剛性を高める) |
| アッパー | TPEEウーブン | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ | (発表に名前なし) |
| ミズノの位置づけ | 軽量型 | バランス型 | スピードエントリー | トレーニング |
| 目標(発表・特設) | フル3時間以内 | フル3時間以内 | フル3〜4時間 | エリート・サブエリートの練習用 |
| 足幅 | 2E相当 | 2E相当 | 2E相当・WIDE 3E相当 | 2E相当 |
エリート2と比べると、レーサーは7,700円安く、約40g重く、厚さは前足部・かかととも2mm薄いです。フル3時間を切りにいくならピュア2かエリート2、3〜4時間で初めてカーボンを履くならレーサー、プレートなしで練習するならペーサーが、ミズノの分け方に沿った選び方です。ペーサーはレーサーと同じ12月10日の発売です。
上位の2足は、発売日・サイズ感、前作や先行して履いた人の声などを、こちらの記事にまとめています。


各パーツの構造
ミッドソール
ミッドソールは、内側(インナーミッドソール)に「MIZUNO ENERZY XP+」、外側(アウターミッドソール)に「MIZUNO ENERZY NXT+」を使っています。ミズノは、外側に硬めのフォームを置いて左右方向の安定性を高め、反発力を進行方向へ効率よく導くとしています。プレートはフルレングスのカーボン「SMOOTH SPEED PLATE」で、ターゲットに合わせて上位機種より剛性を抑えた仕様です。ミズノはこれまで、この走力の人向けのモデルにはグラスファイバー製のプレートを使っていました。
アッパー
アッパーは、エリート2と同じ「エンジニアードメッシュ」で、ミズノは軽さに加えてフィット感とデザイン性にも配慮したとしています。甲材は合成繊維と人工皮革で、インソールは取り外せません。足幅は、通常の型が2E相当(ノーマル)、WIDEが3E相当(ワイド)です。
アウトソール
アウトソールは合成底で、公式の商品ページは耐久性に優れた素材として「X10」を挙げています。走った距離の報告はまだ無いので、減り方は発売後の報告を待つ必要があります。
買う前に知っておきたいこと
サイズ感・実際の使用感・耐久性と、寿命を伸ばす履き分けの考え方です。
サイズ感はどう?
先に結論を言うと、長さはいつものサイズを基準に、足幅が広い人はWIDE(3E相当)が入りやすい選び方です。ただしレーサーはまだ発売前で、履いた人のサイズの報告はありません。
報告はまだ無い。足幅が広ければWIDE(3E)を
- 足幅(ワイズ):通常の型は2E相当(ノーマル)、WIDEは3E相当(ワイド)。WIDEはシリーズでレーサーだけです。
- 甲の高さ:履いた報告はまだありません。アッパーはエンジニアードメッシュです。
- 他ブランドとの比較:他ブランドと比べたサイズの報告は、まだありません。
- 特記事項:インソールは取り外せません。
サイズ選びの目安
レーサーはまだ発売前で、履いた人のサイズの報告はありません。公式の足幅は、通常の型が2E相当(ノーマル)、WIDEが3E相当(ワイド)です。WIDEはメンズの24.5〜29.0cmで、色はレッド×ホワイト×スカイブルーだけです。
| 通常の型の足幅 | 2E相当(ノーマル)の方向け |
|---|---|
| WIDEの足幅 | 3E相当(ワイド)の方向け。メンズ24.5〜29.0cm |
| インソール | 取り外し不可 |
| 走った人の報告 | まだ無い |
長さはいつものサイズを基準に、足幅が広い人はWIDEを選ぶのが入りやすい選び方です。ピュア2・エリート2など別の型のサイズの報告は、そのまま当てはめないでください。
ミズノの開発担当・公式の言葉
レーサーは発売前で、走った人の声は見つかりませんでした。以下はすべて、ミズノの担当者と公式の発表・商品ページの言葉です。ミズノがこの靴をどんな人に向けて作ったかを、本人たちの言葉で並べます。走ってみての良し悪しではなく、メーカーの狙いだと考えてください。
“ハイパーワープ レーサー”はカーボンプレート・レースシューズに初めて挑戦する人のためのもの
プレートは、ターゲットに合わせ、上位機種よりも剛性を抑えた仕様で、初めてカーボンプレート搭載シューズを履くランナーにもおすすめ
硬すぎず扱いやすいカーボンファイバープレートを搭載。高速走行時でもブレにくく、高い次元の安定感をサポート
耐久性は?まだ報告なし、底はX10
ハイパーワープ レーサーは12月10日発売で、何km走ったという報告はまだありません。公式の情報で言えることと、長持ちさせる使い方をまとめます。
報告はまだ。レースとポイント練習に温存
- アウトソールは、耐久性に優れた素材としてミズノが「X10」を打ち出している。
- 走った距離の報告はまだ無く、何km持つかは分からない。
- 22,000円のレース用シューズ。ジョグで距離を重ねず、レース本番とレースペースの練習に絞るのが長持ちさせるコツ。
今わかっていること
発売前のため、何km持つかの報告はまだありません。公式の情報で言えるのは、アウトソールにミズノの「X10」(耐久性に優れたアウトソール素材)を使っていることです。
走った人の報告が出たら追記します。
履き分けの重要性
HYPERWARP RACERは22,000円のレース用シューズです。毎日の練習には同じミズノの現行モデルを組み合わせて、ここぞという日に温存するのがおすすめです。プレートなしの練習用「ハイパーワープ ペーサー」も同じ12月10日に発売されます。
速い練習の日に合わせるウエーブリベリオンフラッシュ3は、サイズ感とジョグに使えるかをこちらの記事にまとめています。

役割ごとの組み合わせは、次の3足です。
RACE / SPEED
レース本番〜レースペースの練習の日
片足約200gで、硬さを抑えたカーボンプレートを入れた、フル3〜4時間を狙う日や、本番前のレースペースの確認に使います。
TEMPO / SPEED
ペース走〜インターバルの日
上層にENERZY XP、グラスファイバー入りのナイロンプレートを使ったスピードモデル(約245g・20,900円)。カーボンより穏やかな反発で、速い練習を重ねられます。
JOG / DAILY
ジョグ〜ロング走の日
全長のウエーブプレートと2層のミッドソールで、毎日の距離を安定して積めるデイリーモデル。ポイント練習の前後の日に脚を守ります。
他の選択肢と比べてみる
練習メニュー別の相性と、ライバル2足との違いから最終判断します。
どんな練習に向いている?
結論から言うと、HYPERWARP RACERが最も活きるのはフル・ハーフのレース本番と、レースペースの練習です。ミズノの推奨シーンはフルマラソンとハーフマラソン。レース用なので、ゆっくり走る日には向きません。
レース用の靴で、走った報告もまだ無い。ゆっくりの日は練習用の靴を選びたい。
走れなくはないが、22,000円のレース用を日々のジョグに使うのは損です。
本番前にレースペースの感覚を確かめる練習に。回数は絞ってください。
軽さは約200g。ただし推奨シーンはフル・ハーフで、短い距離を勧めているのはピュア2です。
フル・ハーフで3〜4時間台を狙う日に。初めてカーボンを履く人も想定した作りです。
ライバルシューズとの比較
同じ用途で比較されやすい2足と並べてみます。
HYPERWARP RACERと比較したいシューズを選ぶ
Nike Zoom Fly 6 との違い
ズームフライ6は、同じフルレングスのカーボンを入れた、初めてのカーボンに選ばれやすい靴です。価格は18,700円でHYPERWARP RACERより3,300円安く、重さは約247gと約47g重い作りです。かかとの厚さは42.0mmと5mm厚く、前後差は8mm(レーサーは計算上3mm)、当サイトの確認ではワイドの型は見つかっていません。当サイトの記事では、乗り味を「柔らかく沈んで、プレートで前に押し出される」としています。レーサーは発売前で走った感想が無いため、乗り味は比べられません。ミズノの言葉では「硬すぎず扱いやすい」プレートと、外側に硬めのフォームを置いた安定性です。走った感想を読んでから初めてのカーボンを選びたいならズームフライ6、足幅が広い・約47g軽い靴にしたいならHYPERWARP RACERです。
ASICS MAGIC SPEED 5 との違い
マジックスピード5は、カーボンプレート入りで、重さが約196gとレーサー(約200g)にほぼ並ぶ靴です。価格は19,800円でHYPERWARP RACERより2,200円安く、かかとの厚さは37.5mmと0.5mm厚いだけですが、前後差は7mmと、レーサーの計算上3mmより大きい作りです。ワイドは、発売後に追加されました。当サイトの記事では、乗り味を「中厚底で硬めだが沈み込まない接地感」としています。レーサーは発売前で走った感想が無いため、乗り味は比べられません。前後差のある硬めの接地感で前足部から押したいならマジックスピード5、プレートの硬さを抑えた扱いやすさとWIDEを重視するならHYPERWARP RACERです。
よくある質問
Q発売日はいつですか?値段はいくらですか?
A2026年12月10日に発売され、価格は22,000円(税込)です。ミズノ公式オンライン・ミズノ直営店・一部のミズノランニング品取扱店で販売され、公式オンラインとアルペン公式オンラインでは予約を受け付けています。
Qサブ3を狙っていなくても履けますか?
A履けます。ミズノはレーサーを、フルマラソンで3〜4時間を目指す人向けとし、初めてカーボンプレートの靴を履く人にもおすすめとしています。フル3時間以内を目指すなら、ミズノは上位のピュア2・エリート2を位置づけています。
Q足幅が広いのですが、履けますか?
A通常の型は2E相当(ノーマル)ですが、3E相当(ワイド)の「WIDE」があります。シリーズ4足のうちWIDEがあるのはレーサーだけで、メンズの24.5〜29.0cm、色はレッド×ホワイト×スカイブルーです。ただし、走った人のサイズの報告はまだありません。
Qピュア2・エリート2との違いは?
A同じ名前の全長カーボンプレート(SMOOTH SPEED PLATE)を入れていますが、レーサーはプレートの硬さを上位の2足より抑えています。エリート2より7,700円安く、約40g重く、厚さは2mm薄いです。目標はピュア2・エリート2がフル3時間以内、レーサーがフル3〜4時間です。
Qハイパーワープ プロとの違いは?
Aプロは第1世代(2025年12月発売)のモデルで、価格は29,700円でした。TPEベースのフォームとカーボン強化ナイロンのプレートを使い、安定感を重視した作りです(厚さは前足部33.5mm・かかと39.0mm)。レーサーはフルレングスのカーボンのプレートで、定価同士で7,700円安い22,000円です。ミズノは、レーサーをプロの後継とは書いていません(一部のメディアは、プロとウエーブリベリオンプロ3の要素を融合したと報じています)。
まとめ
ハイパーワープ レーサー(MIZUNO HYPERWARP RACER)は、フルレングスのカーボンプレートの硬さを抑え、内側XP+・外側NXT+のフォームを組み合わせた、初めてのカーボンにも向けたフル3〜4時間向けのレーシングシューズです。2026年12月10日に22,000円で発売され、シリーズで唯一のWIDE(3E相当)も選べます。
一方で、走った人の報告がまだ無く、乗り味・サイズ感・耐久性は発売後の確認待ちです。フル3時間以内を狙うならピュア2・エリート2、初めてのカーボンの比べ相手にはズームフライ6やマジックスピード5も候補です。毎日の練習にはウエーブリベリオンフラッシュ3やウエーブライダー30を組み合わせて、ここぞという日に温存してください。
[プロフィール]
- ラントク運営 じぇーぱぱ
- 中学、高校時代は100mを専門に活動
- 現在は週2回の練習で、12月のハーフ120分を目指して再スタート中
この靴を履いている方は、Xで教えてください。
