スーパーコンプ トレーナー v3レビュー|重さとサイズ感

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出典: ニューバランス公式サイト

ニューバランスの厚底カーボントレーニングシューズ「スーパーコンプ トレーナー v3(New Balance FuelCell SuperComp Trainer v3)」。先に答えると、重さは公式で約271g、サイズはいつもどおりか0.5cm大きめです。つま先が細めなので、足幅の広い人は試し履きをおすすめします。国内外の実際に履いた人の報告をもとにその根拠を示し、v4の情報と日本での販売状況、ライバルとの比べ方、耐久性までまとめます。

Review

PEBA配合のフォームとカーボンプレートで、
マラソンペースのロング走を支える厚底トレーナー。

特におすすめなランナー

  • マラソンペースで距離を踏みたい人
  • 厚底でも安定感が欲しい人
  • フルマラソンに向けて距離を踏む人
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まずは結論とスペックから

このシューズがどんな一足なのか、評価と基本データを先に押さえます。

総合評価4.0

マラソンペースのロング走の主力

40mmの厚底とカーボンプレートで、マラソンペース前後のロング走やペース走を安定して走れるシューズ。ゆっくりしたジョグでは硬さと重さを感じやすく、つま先も細めなので、用途と足の形が合う人に向いています。

クッション性4.0

厚く柔らかいが、前作よりやや張りがある

反発・推進力4.0

カーボンプレートが中〜速いペースで押し返す

安定・サポート4.5

横に張り出したソールと中央の溝で、厚底でもブレにくい

耐久・寿命3.5

ゴムは長持ち。むき出しのフォームとメッシュが弱点

もくじ

New Balance FuelCell SuperComp Trainer v3 基本スペック

FuelCell SuperComp Trainer v3は、PEBAを配合したFuelCellのミッドソールにカーボンプレートを入れた、厚底のトレーニングシューズ(スーパートレーナー)です。2024年に発売されました。ソールの中央に大きな溝を作る「Energy Arc」で、プレートのしなりを推進力に変えます。

New Balance FuelCell SuperComp Trainer v3
New Balance FuelCell SuperComp Trainer v3(画像:ニューバランス公式サイトより)
価格24,200円(税込・定価)
重量(メンズ)約271g(メンズ/公式)
ミッドソールPEBA配合のFuelCell + カーボンプレート(Energy Arc)
アッパーメッシュ
スタック / ドロップヒール40mm / フォア34mm(ドロップ約6mm)
アウトソールラバー(中足部はフォームがむき出し)

前作 SuperComp Trainer v2 からの進化

結論として、FuelCell SuperComp Trainer v3で一番変わったのはミッドソールの感触です。PEBAを配合したフォームになり、海外のレビューでは「前作よりクッションが増え、少し硬く反応が良くなった」とされています。つま先の強い反り上がりをなくし、プレートも曲線の形にして少ししなるようになりました。

走った体感としては、前作より張りのある、芯を感じるクッションに変わったという声が見られます。アウトソールのゴムの面積も広がりました。一方で、厚さは前作と同じヒール40mm・前足部34mmで、重さの変化はレビューによって「軽くなった」「重くなった」と食い違っています。

重さは何g?ほかのスーパートレーナーと並べると

先に答えると、重さは公式で約271gです。この記事で比べるライバル2足と並べると、ちょうどそのあいだに入ります。

スーパーコンプ トレーナー v3約271g・ヒール40mm / 前足部34mm・カーボンプレート
ソニックブラスト 2約242g(公式)・ヒール46mm / 前足部38mm・フォーク形状のプレート
スカイワード X 2約311g(28.0cm/公式)・ヒール44mm / 前足部39mm・カーボンプレート

スーパーコンプ トレーナー v3の厚さは海外のレビューに載っているメーカーの値です。海外のラボで実際に量った重さは278gで、公式より少し重く出ています。軽さを最優先するなら、同じ厚底でも約30g軽いソニックブラスト 2が候補になります。

v4は出る?日本での販売状況

「スーパーコンプトレーナー v4」も検索されていますが、2026年11月時点で、日本の公式通販・アウトレットにv4の掲載はありません。

なお、v3もニューバランスの公式通販(通常の店舗)には載っておらず、公式オンラインアウトレットで定価24,200円から割引されて売られています。欲しいサイズがあるうちに、アウトレットや各ショップの在庫を確かめてください。

各パーツの構造

ミッドソール

FuelCell SuperComp Trainer v3 ミッドソール
FuelCell SuperComp Trainer v3 のミッドソール(画像:ニューバランス公式サイトより)

ミッドソールは、PEBAを配合したFuelCellフォームにカーボンプレートを挟んだ構造です。かかとから中足部にかけてソールの中央に大きな溝があり、ニューバランスはこれを「Energy Arc」と呼んでいます。着地でプレートが溝の方へしなり、その戻りを推進力にします。ソールは横に大きく張り出していて、厚底でも左右のブレを抑えます。

アッパー

FuelCell SuperComp Trainer v3 アッパー
FuelCell SuperComp Trainer v3 のアッパー(画像:ニューバランス公式サイトより)

アッパーは柔らかいメッシュです。通気性は良い一方、前足部とつま先は細めに作られていて、幅広の足ではきつく感じることがあります。海外のラボのテストでは、つま先のメッシュが摩擦に弱いという結果も出ています。

アウトソール

FuelCell SuperComp Trainer v3 アウトソール
FuelCell SuperComp Trainer v3 のアウトソール(画像:ニューバランス公式サイトより)

アウトソールは、減りやすい前足部とかかとをゴムで覆っています。前作よりゴムの面積が広がり、海外のラボの摩耗テストでも削れは1.1mmと少なめでした。中央の溝の部分はフォームがむき出しで、砂利道では小石が挟まりやすい作りです。

RUNTOKU / 推進力重視

New Balance FuelCell SuperComp Trainer v3
New Balance

FuelCell SuperComp Trainer v3

推進力重視
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買う前に知っておきたいこと

サイズ感・実際の使用感・耐久性と、寿命を伸ばす履き分けの考え方です。

サイズ感はどう?

先に結論を言うと、いつものサイズか、0.5cm大きめです。長さの評価はレビューによって分かれますが、前足部とつま先が細いという点はほぼ一致しています。足幅が広い人は、2つのサイズを履き比べてから選んでください。

いつものサイズか0.5cm大きめ。つま先は細め

  • 足幅(ワイズ):日本の公式アウトレットはD幅(標準)。前足部とつま先は細めで、幅広の足には合いにくいという声があります。
  • 甲の高さ:つま先周りの容量が小さめという声があり、甲の高い人も試し履きで確かめると安心です。
  • 他ブランドとの比較:同じ厚底のトレーニングシューズの中では、つま先が細い部類とされています。
  • 特記事項:0.5cm上げるとつま先はゆったりしますが、かかとが浮きやすくなったという声も。紐の締め方で調整できます。

実際に履いた人のサイズの報告

国内外のレビューを並べると、長さは「いつもどおり」と「0.5cm大きめ」に分かれ、つま先が細いという点はほぼ一致しています。

いつもどおり国内の元サブ3ランナーは25.5cmでジャストフィット。海外でも「平均的な足幅なら通常サイズ」という声がある
0.5cm大きめ海外のレビュアーの1人は0.5cm上げて前足部の窮屈さが解消。海外のラボの評価も「やや小さめ」
つま先前足部とつま先は細め。通常サイズで親指の爪が痛くなったという声や、幅広の足には勧めないという声がある
かかと0.5cm上げたレビュアーは、つま先はゆったりしたが、かかとが少し浮いて紐の締め方で調整した

日本の公式アウトレットで確認できたのはD幅(標準)だけです。足幅が広い人や、つま先がきつくなりやすい人は、いつものサイズと0.5cm大きいサイズを履き比べてから選んでください。

実際に履いたランナーの声

国内外のランナーの声を見ると、マラソンペース前後での走りやすさと、厚底なのに安定している点を評価する声が多い一方、ゆっくり走ったときの硬さと、つま先の細さを気にする声も見られました。

マラソンペースか、それより少し速いペースで一番よく走る。ロング走やポイント練習向き

厚底で柔らかいのに、ソールが横に張り出していて意外なほど安定している

PEBAが配合されて、前作より反発力が上がった

#フル2時間57分

一方で、次のような気になる声もありました。

ゆっくりのジョグでは、硬めのフォームと硬いプレートが合わず、もっさり感じる

つま先周りの容量が小さく、通常サイズで両足の親指の爪が痛くなった

ソールの中央の溝に、砂利道で小石が挟まる

寿命は何km?耐久性の目安

スーパーコンプ トレーナー v3の耐久性は、アウトソールのゴムは長持ちするが、ゴムのない部分とアッパーに弱点があるという評価です。ミッドソールがへたったという報告は見当たりませんでした。

ゴムは長持ち。中足部のフォームとつま先のメッシュに注意

早くヘタる平均的長く使える
  • 減りやすい前足部とかかとはゴムで覆われ、海外のラボの摩耗テストでも削れは少なかった。
  • 中足部はフォームがむき出しで、ゴムの部分より減りやすい。
  • つま先の柔らかいメッシュは、ラボのテストで破れやすかった。

実際に走った人の報告:数百マイルでも摩耗は普通

スーパーコンプ トレーナー v3は2024年の発売なので、長く走り込んだ報告も出ています。並べると、アウトソールのゴムは長持ちする一方、ゴムのない中足部とつま先のメッシュが弱点という評価です。

約40kmゴムのないフォームの部分も含めて、摩耗はわずか(海外のレビュアー)
数百マイルアウトソールは普通の摩耗で、あと数百マイルは持ちそう(海外の長期レビュー)
アウトソール海外のラボの摩耗テストで削れは1.1mm。悪くない結果
弱点中足部はフォームがむき出しで減りやすい。つま先のメッシュもラボのテストですぐに破れた

国内のレビュアーは、ニューバランスのミッドソールがへたりにくく、補修材でアウトソールを直せば長く使えると見ています。つま先に穴が開きやすい人は、その部分の傷みに注意してください。

履き分けの重要性

FuelCell SuperComp Trainer v3は、マラソンペース前後のロング走やペース走で力を発揮するシューズです。軽いジョグの日とレースの日に、同じニューバランスの現行モデルを組み合わせると役割がはっきりします。

履き分けの4つのメリット。1つ目、シューズの寿命を延ばす:1足に負担を集中させず、複数のシューズを使い分けることでそれぞれを長く使いやすくなります。2つ目、練習内容に合わせられる:ジョグ・テンポ走・ロング走など、目的に合わせてシューズの特性を変えられます。3つ目、足への刺激を変えられる:クッション性や反発性の異なるシューズを使うことで、毎回同じ刺激になりにくいのもメリットです。4つ目、シューズを選ぶ楽しさ:「今日はこのシューズで走ろう」と選ぶ楽しさも、ランニングを続けるモチベーションになります。

LONG / TEMPO

ロング走〜ペース走の日

New Balance FuelCell SuperComp Trainer v3

厚いクッションとカーボンプレートで、マラソンペース前後を安定して刻めます。距離を踏むポイント練習の主力です。

RACE / SPEED

レース本番〜速いポイント練習の日

New Balance SuperComp Elite v6

約198gと軽い、ニューバランスのフルマラソン用レーシングシューズ。本番は軽さと鋭い反発のこちらに任せ、トレーナー v3は練習に回すと役割が分かれます。

JOG / RECOVERY

軽いジョグ〜疲労抜きの日

New Balance 1080v15

プレートのない柔らかいクッションのデイリートレーナー。トレーナー v3が硬く感じるゆっくりしたジョグの日に向いています。

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他の選択肢と比べてみる

練習メニュー別の相性と、ライバル2足との違いから最終判断します。

どんな練習に向いている?

結論から言うと、FuelCell SuperComp Trainer v3が最も活きるのは、マラソンペース前後で距離を踏む練習です。海外のレビューでは、イージーペースでは硬く感じ、全力のスピード練習には重いという評価が共通しています。

△ リカバリー・LSD

クッションは厚いものの、ゆっくり走ると硬さともっさり感が出やすい。

◯ デイリージョグ

安定していて走れるが、悪くないが特別でもないという評価。

◎ ペース走・テンポ走

マラソンペースかやや速いペースで最もよく走る。テンポのロング走に最適。

△ スピード・インターバル

約271gと重く、速い切り替えでは軽いシューズに劣る。

◯ レース本番

4時間以上かけて走るフルマラソンなら選択肢。記録を狙うならレース用を。

ライバルシューズとの比較

同じ用途で比較されやすい2足と並べてみます。

FuelCell SuperComp Trainer v3と比較したいシューズを選ぶ

ASICS SONICBLAST 2 との違い

SONICBLAST 2は、46mmの厚底にフォーク形状のプレートを入れたスーパートレーナーです。FuelCell SuperComp Trainer v3より2,200円安く、約30g軽いのが強みです。一方のFuelCell SuperComp Trainer v3はカーボンプレートと横に張り出したソールで、安定してペースを刻めるのが持ち味です。軽さと弾みでスピード練習もこなしたいならSONICBLAST 2、マラソンペースのロング走を安定して走りたいならFuelCell SuperComp Trainer v3です。

HOKA Skyward X 2 との違い

Skyward X 2は、多層のPEBAフォームにカーボンプレートを入れた、HOKAの最大級クッションのモデルです。HOKA自身が「ロングランやリカバリーラン」向けとしており、海外のレビューでも速いワークアウトに使うほど軽快ではないとされています。同じ海外のラボの実測で比べると、27cm相当でFuelCell SuperComp Trainer v3が278g、Skyward X 2が286gで、約8g重くなります。ゆっくり長く走って脚を守りたいならSkyward X 2、マラソンペースで走る練習が中心ならFuelCell SuperComp Trainer v3です。

比べているソニックブラスト 2とスカイワード X 2のレビューは、こちらです。

本番用のスーパーコンプ エリート v6と、プレートなしのフレッシュフォーム 1080v15のレビューもあります。

よくある質問

Qサイズはいつもと同じでいいですか?

Aいつものサイズでちょうどいいという声と、0.5cm大きめがいいという声に分かれます。共通しているのは、前足部とつま先が細いという点です。足幅の広い人やつま先がきつくなりやすい人は、いつものサイズと0.5cm大きいサイズを履き比べてください。

Qv4は出ますか?今v3を買っても大丈夫ですか?

A2026年11月時点で、日本の公式通販・アウトレットにv4の掲載はありません。v3は公式通販には無く、公式オンラインアウトレットで定価24,200円から割引されて販売されています。マラソンペースのロング走用に探しているなら、サイズがあるうちにv3を選ぶのは十分ありです。

Qゆっくりのジョグにも使えますか?

A使えますが、得意ではありません。海外のレビューでは、ゆっくり走ると硬さともっさり感が出るという声が共通しています。ジョグの日は、プレートのない柔らかいシューズと履き分けるのがおすすめです。

Qフルマラソン本番に履けますか?

A4時間以上かけて走るフルマラソンなら、本番の選択肢になるという海外のレビューがあります。ただし約271gと重めなので、記録を狙うなら、本番はレース用のシューズを選ぶほうが向いています。本番で使うなら、30km走などで一度試してから決めてください。

Q雨の日や砂利道でも使えますか?

A国内のレビュアーは、雨の日のグリップを高く評価しています。一方、ソールの中央に大きな溝があるため、砂利道では小石が挟まりやすいという指摘があります。舗装路で使うのが向いています。

まとめ

スーパーコンプ トレーナー v3(New Balance FuelCell SuperComp Trainer v3)は、PEBA配合のフォームとカーボンプレートで、マラソンペース前後のロング走やペース走を安定して走れる厚底のトレーニングシューズです。重さは公式で約271g。横に張り出したソールで、厚底でもブレにくいのが強みです。日本では公式アウトレットで割引販売されていて、2026年11月時点でv4の掲載はありません。

一方で、ゆっくりしたジョグでは硬く感じやすく、つま先も細めです。サイズはいつものサイズか0.5cm大きめを、足幅の広い人は必ず履き比べてください。レースの日はSuperComp Elite v6、軽いジョグの日は1080v15を組み合わせると、役割がはっきりします。

RUNTOKU / 推進力重視

New Balance FuelCell SuperComp Trainer v3
New Balance

FuelCell SuperComp Trainer v3

推進力重視
この記事を書いた人
じぇーぱぱ

[プロフィール]

  • ラントク運営 じぇーぱぱ
  • 中学、高校時代は100mを専門に活動
  • 現在は週2回の練習で、12月のハーフ120分を目指して再スタート中

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