レベルv5のサイズ感は?フルマラソンで使えるか・寿命もレビュー

出典: ニューバランス公式サイト

ニューバランスの軽量デイリートレーナー「レベルv5(New Balance FuelCell Rebel v5)」。買う前に迷うのはサイズです。先に答えると、サイズはいつもと同じが基本。足幅は広めで、2Eの展開もあります。国内外の実際に履いた人の報告をもとにその根拠を示し、フルマラソンで使えるか、何km持つか、ノヴァブラスト6やEVO SL WOVENとの違いまでまとめます。

Review

プレートなしで223gの軽さ、
柔らかく弾んでペースが上がるデイリートレーナー。

特におすすめなランナー

  • ジョグもテンポ走も1足で回したい人
  • 軽くて弾む走り心地が好きな人
  • サブ4〜サブ3.5を目指す人
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まずは結論とスペックから

このシューズがどんな一足なのか、評価と基本データを先に押さえます。

総合評価4.0

軽さと弾みで走るのが楽しい1足

223gの軽さと柔らかく弾むFuelCellフォームで、ジョグからテンポ走まで気持ちよくペースを上げられるシューズ。一方、安定感と濡れた路面のグリップは弱く、かかと外側のソールも減りやすいので、走り方と天気を選びます。

クッション性4.0

前作よりフォームが増え、柔らかく沈む

反発・推進力4.0

プレートなしでも弾み、ペースが自然に上がる

安定・サポート3.0

柔らかさのぶん、足首や体の軸がぶれやすい

耐久・寿命3.0

クッションは350kmでも健在、かかと外側は減りやすい

もくじ

New Balance FuelCell Rebel v5 基本スペック

FuelCell Rebel v5は、PEBAとEVAを混ぜたFuelCellフォームを使った、プレートなしの軽量デイリートレーナーです。日本では2025年7月1日に発売され、2026年9月時点でもニューバランス公式通販で現行モデルとして販売されています。前作より幅広・厚底になり、アウトソールとかかと周りも作り直されました。

New Balance FuelCell Rebel v5
New Balance FuelCell Rebel v5(画像:ニューバランス公式サイトより)
価格16,940円(税込)
重量(メンズ)223g(公式。基準サイズの記載なし)
ミッドソールFuelCell(プレートなし)+ PEBA / EVAフォームブレンド
アッパーエンジニアードメッシュ+FantomFit
スタック / ドロップヒール35mm / フォア29mm(ドロップ6mm)
アウトソールラバー(前足部の配置を増やした新デザイン)

前作 FuelCell Rebel v4 からの進化

結論として、FuelCell Rebel v5で一番変わったのは、クッションの量とフィットです。ニューバランスの説明では、前作より足裏のフォームを増やし、ミッドソールを幅広・厚底に。前足部のラバーを増やしてグリップと耐久性を上げ、かかととシュータンも作り直しました。

走った体感としては、前作の軽快なスピード靴から、柔らかく弾むデイリートレーナーに寄ったという声が多く見られます。アッパーのフィットは良くなったという評価がそろう一方、海外では「前作より柔らかく、安定感は下がった」という声もあります。速いテンポ走やレースが中心なら前作、楽なランが中心なら今作、と見るレビュアーもいます。

フルマラソンで使える?

先に答えると、サブ4〜サブ3.5前後の本番なら選択肢になります。ただし柔らかく安定感は高くないので、30km走などで一度試してから決めてください。

ニューバランス自身がレベルv5を「強度の高いトレーニングからサブ4を目指すランナーまで」使えるシューズとして発表しています。国内でも、フル3時間25分のランナーが「サブ3.5のレースと速めの練習向け」と評価し、累計1.6万kmのランナーはハーフマラソンの本番を完走しています。

本番向きの人:サブ4〜サブ3.5前後/カーボンの硬い反発が苦手/軽いシューズで走りたい

本番は別の靴がいい人:後半に足首がぶれやすい/キロ5分10秒より遅いペースで長く走る/雨の予報が出ている

気をつけたいのは3点です。海外のレビュアーは、イージーペースで走った34kmが「この靴で走れる限界」だと書いています。国内でも、体の軸がぶれやすくなったという声があります。さらに、雨上がりの路面で「かなり滑った」という国内の報告があり、海外のラボも濡れた路面では滑りやすいとしています。記録を狙うなら、本番はSuperComp Elite v6などのレース用に任せ、レベルv5は練習の主力に回すのも手です。

各パーツの構造

ミッドソール

FuelCell Rebel v5 ミッドソール
FuelCell Rebel v5 のミッドソール(画像:ニューバランス公式サイトより)

ミッドソールは、PEBAとEVAを混ぜたFuelCellフォーム。プレートは入っていません。ニューバランスは「前モデルより幅広・高スタック」と説明していて、足裏のフォームの量が増えました。海外のラボの計測でも平均より柔らかく、踏むと沈んでから弾む感触です。柔らかいぶん、疲れてフォームが崩れると足首がぶれやすいという声もあります。

アッパー

FuelCell Rebel v5 アッパー
FuelCell Rebel v5 のアッパー(画像:ニューバランス公式サイトより)

アッパーはエンジニアードメッシュに、薄い素材を貼り合わせるFantomFitを組み合わせています。今作はかかととシュータンを作り直し、前作で指摘されたゆるさが改善されました。つま先周りは広めで、軽さを優先したメッシュは耐久性の面では弱めです。

アウトソール

FuelCell Rebel v5 アウトソール
FuelCell Rebel v5 のアウトソール(画像:ニューバランス公式サイトより)

アウトソールは、前足部にラバーを多く配置する形に作り直され、グリップと耐久性を上げています。ただし、雨上がりの濡れた路面では滑るという報告が国内外で出ています。かかと外側の減りが早いという声もあるので、着地の癖がある人は減り具合を確認しながら使ってください。

RUNTOKU / 万能デイリー

New Balance FuelCell Rebel v5
New Balance

FuelCell Rebel v5

万能デイリー
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買う前に知っておきたいこと

サイズ感・実際の使用感・耐久性と、寿命を伸ばす履き分けの考え方です。

サイズ感はどう?

先に結論を言うと、いつものサイズでOKです。足幅は広めで、公式にワイド(2E)の展開もあります。ただし長さは少し短めに感じるという声もあるので、厚い靴下で走る人は0.5cm大きめも試してください。

いつものサイズ。厚い靴下なら0.5cm大きめも試す

  • 足幅(ワイズ):広め。標準(D)に加えて2Eがあります。3E以上の人は2Eか0.5cm大きめを。
  • 甲の高さ:シュータンとかかとが作り直され、甲周りのフィットは良くなったという評価が多いです。
  • 他ブランドとの比較:海外のレビューでは、EVO SLよりアッパーが快適という評価が見られます。長さは海外のラボやレビューでは「普段のサイズ」ですが、国内では短めに感じる人もいます。
  • 特記事項:つま先が広いため、0.5cm小さくしたというランナーもいます。迷ったら店頭で2サイズ履き比べてください。

実際に履いた人のサイズの報告

国内外のレビューを並べると、「いつものサイズでいい」という報告が多く、足幅は広めという声がそろっています。一方で、長さは少し短めに感じるという国内のレビューもあります。

長さ海外のラボやレビューは「いつものサイズ」。国内では「少し長さが短めに感じる」(足長27.0cmのランナー)という声も
足幅広め。海外のラボの計測でもつま先周りは幅広。つま先が広いぶん、0.5cm小さくしたランナーもいる
2E(ワイド)公式にメンズ2E(25.0〜29.0cm)、レディース2E(22.5〜25.5cm)がある。25.5cmの2Eでジャストという報告も
かかと・甲かかととシュータンが作り直され、前作よりフィットが良くなったという評価が多い

「いつもどおり」「0.5cm小さく」「3E以上は0.5cm大きめかワイド」と、足の形によって選び方が分かれています。厚い靴下で走る人や足長ぎりぎりで選ぶ人は、いつものサイズと0.5cm大きいサイズを履き比べてください。

実際に履いたランナーの声

国内外のランナーの声を見ると、軽さと、ペースが自然に上がる弾みを評価する声が多い一方、濡れた路面のグリップと、安定感を気にする声も見られました。

キロ4分30秒〜5分30秒のテンポ走が、これまでのシューズと比べて格段に楽しくなった

#累計1.6万km

反発で知らないうちにストライドが伸び、ペースが自然に上がる

#フル3時間25分

ニューバランスの中でも最高クラスのアッパーのフィット。前作のゆるさが解消された

一方で、次のような気になる声もありました。

雨上がりの滑りやすい路面で使ったところ、かなり滑った

#フル2時間40分

120kmでかかと外側の減りが目立つ。前作より減りが多い

キロ5分10秒より遅いとぎこちない。体の軸もぶれやすい

#フル3時間25分

寿命は何km?耐久性の目安

レベルv5の耐久性は、ミッドソールは持つが、アウトソールは走り方しだいです。350km走ってもクッションは健在という報告がある一方、かかとの外側から着地する人は300kmが限度という見立てもあります。

クッションは長持ち、かかと外側は減りやすい

早くヘタる平均的長く使える
  • ミッドソールは350km時点でも、皺は出たもののクッションが残っているという報告がある。
  • 前作より前足部のラバーは増えたが、かかと外側は減りが早いという声がある。
  • 軽さを優先したつま先のメッシュは、海外のラボの耐久テストで最も低い評価だった。

実際に走った人の報告:200〜350kmでクッションは健在、かかと外側は減りやすい

報告を並べると、ミッドソールのクッションは350kmでも残っている一方、かかと外側のソールは早めに減るという傾向です。走り方(かかとの外側から着地するか)で寿命が大きく変わります。

約120kmかかと外側の減りが目立つ。前作v4より減りが多い。外側が減りやすい人は300kmが限度という見立て(海外のレビュアー)
約200km大きな劣化はない。20km超のロング走も楽に走れている(国内のレビュアー)
約350kmミッドソールに皺は出たが、クッションはまだ健在。アウトソールの減りは少なめ(ランニングマシンでの距離も多い)
アッパー海外のラボの耐久テストで、つま先のメッシュが最も低い評価

かかと外側から着地する人は、アウトソールの減りを見ながら使ってください。減りが気になる人ほど、下の履き分けで距離を分散すると長持ちします。

履き分けの重要性

FuelCell Rebel v5は、デイリージョグからテンポ走まで、練習の中心で使うシューズです。ゆっくり長く走る日とレース本番に、同じニューバランスの現行モデルを組み合わせると、役割がはっきりします。

履き分けの4つのメリット。1つ目、シューズの寿命を延ばす:1足に負担を集中させず、複数のシューズを使い分けることでそれぞれを長く使いやすくなります。2つ目、練習内容に合わせられる:ジョグ・テンポ走・ロング走など、目的に合わせてシューズの特性を変えられます。3つ目、足への刺激を変えられる:クッション性や反発性の異なるシューズを使うことで、毎回同じ刺激になりにくいのもメリットです。4つ目、シューズを選ぶ楽しさ:「今日はこのシューズで走ろう」と選ぶ楽しさも、ランニングを続けるモチベーションになります。

JOG / TEMPO

デイリージョグ〜テンポ走の日

New Balance FuelCell Rebel v5

軽さと柔らかく弾むフォームで、自然にペースを上げられます。キロ4分半〜5分半の練習で一番活きます。

RECOVERY / LONG

疲労抜き〜ゆっくり長く走る日

New Balance Fresh Foam X 1080 v15

ヒール40mmの厚いクッションのジョグ用モデル。レベルv5がぎこちなく感じるゆっくりしたペースや、疲れた日のジョグを任せられます。

RACE

記録を狙うレース本番

New Balance SuperComp Elite v6

新フォームInfinionとカーボンプレートを組み合わせた、約198gのレース用モデル。記録を狙う本番はこちらに任せると、レベルv5を練習に集中して使えます。

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他の選択肢と比べてみる

練習メニュー別の相性と、ライバル2足との違いから最終判断します。

どんな練習に向いている?

結論から言うと、FuelCell Rebel v5が最も活きるのは、キロ4分半〜5分半のテンポ走とデイリージョグです。反対に、とてもゆっくりしたペースでは評価が分かれます。

◯ リカバリー・LSD

楽なランに向くという海外の声と、キロ5分10秒より遅いとぎこちないという国内の声で分かれます。

◎ デイリージョグ

軽くて柔らかく、毎日の距離を気持ちよく積めます。

◎ ペース走・テンポ走

弾むフォームでペースが自然に上がる。この靴が一番活きる練習です。

◯ スピード・インターバル

軽いので脚は回せますが、プレート入りの靴ほどの鋭い反発はありません。

◯ レース本番

サブ4〜サブ3.5前後のハーフ・フルなら選択肢。雨の日と、記録を削る本番はレース用を。

ライバルシューズとの比較

同じ用途で比較されやすい2足と並べてみます。

FuelCell Rebel v5と比較したいシューズを選ぶ

ASICS Novablast 6 との違い

Novablast 6は、ヒール41.5mmの厚いソールで、前足部に高反発素材を入れたデイリートレーナーです。価格はほぼ同じですが、重さはFuelCell Rebel v5のほうが30gほど軽く、ソールは6mmほど薄くなります。FuelCell Rebel v5は柔らかく沈んでから弾むのに対し、Novablast 6は沈み込みを抑えて前足部で弾む性格です。軽さとテンポ走での弾みを取るならFuelCell Rebel v5、厚いクッションでロング走まで脚を守りたいならNovablast 6です。

adidas Adizero EVO SL WOVEN との違い

Adizero EVO SL WOVENは、重さがほぼ同じで、ナイロン製のパーツを入れたスピード寄りのトレーナーです。海外のレビューでは、EVO SLのほうが硬めで速く走れる一方、アッパーの快適さはFuelCell Rebel v5が上という評価が見られます。価格はFuelCell Rebel v5のほうが3,000円ほど安くなります。テンポ走やインターバルを速く走りたいならEVO SL WOVEN、柔らかさと履き心地で毎日回したいならFuelCell Rebel v5です。

よくある質問

Qサイズはいつもと同じでいいですか?2Eは選ぶべき?

Aいつものサイズでいいという報告が多く、足幅も広めです。メンズは25.0〜29.0cm、レディースは22.5〜25.5cmで2Eも選べます。3E以上の人は2Eか0.5cm大きめを、厚い靴下で走る人は0.5cm大きめも試してください。

Qフルマラソンで使えますか?

Aサブ4〜サブ3.5前後なら本番の選択肢になります。ニューバランスも「サブ4を目指すランナー」に向けたシューズとしています。ただし柔らかく安定感は高くないため、30km走などで一度試してから決めてください。雨の予報が出ているレースでは、濡れた路面で滑るという報告があるので注意が必要です。

Q雨の日でも滑りませんか?

A雨上がりの路面で「かなり滑った」という国内の報告があり、海外のラボも濡れた路面では滑りやすいとしています。前作より前足部のラバーは増えましたが、雨の日やマンホールの上では気をつけてください。

Qレベルv6は出ていますか?SuperComp Rebelとは何が違う?

A2026年9月時点で、日本のニューバランス公式通販で現行として売られているのはv5です。2026年8月20日に出たSuperComp Rebel(23,980円)は、プレートを入れた別のモデルで、レベルv5はプレートなし・16,940円という違いがあります。

Qプレートは入っていますか?初心者でも履けますか?

Aカーボンなどのプレートは入っていません。軽くてクッションもあるので、初心者でも履けます。ただし柔らかく、足首や体の軸がぶれやすいという声があるので、走り始めたばかりの人は安定感のあるシューズと併用すると安心です。

まとめ

レベルv5(New Balance FuelCell Rebel v5)は、PEBAとEVAを混ぜたFuelCellフォームで、プレートなしでも軽く弾み、ジョグからテンポ走まで気持ちよくペースを上げられるデイリートレーナーです。サイズはいつもと同じが基本で、足幅は広め、2Eも選べます。サブ4〜サブ3.5前後なら、フルマラソン本番の選択肢にもなります。

一方で、柔らかさのぶん安定感は高くなく、濡れた路面で滑りやすく、かかと外側のソールも減りやすいのが弱点です。ゆっくり長く走る日は1080v15、記録を狙う本番はSuperComp Elite v6と組み合わせると、役割がはっきりします。

RUNTOKU / 万能デイリー

New Balance FuelCell Rebel v5
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FuelCell Rebel v5

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この記事を書いた人
じぇーぱぱ

[プロフィール]

  • ラントク運営 じぇーぱぱ
  • 中学、高校時代は100mを専門に活動
  • 現在は週2回の練習で、12月のハーフ120分を目指して再スタート中

この靴を履いている方は、Xで教えてください。

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