クラウドフロー5レビュー|サイズ感・重さ・フルマラソン・普段履き

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出典: On公式サイト

Onのテンポ走向けシューズ「クラウドフロー5(On Cloudflow 5)」。気になるのは、サイズと、278gという重さ、そしてフルマラソンで使えるかどうかです。先に答えると、サイズはいつものサイズが基本。ただし硬くて弾みは控えめなので、ペースを上げる練習向きです。サブ4前後でフルマラソンを走り切った報告もあります。国内外の実際に走った人の報告と海外のラボの結果をもとに、普段履きとADの違い、前作4からの変化、ライバルとの比べ方までまとめます。

Review

硬めのソールと大きく反ったつま先で、
ペースを刻むOnのテンポ走向けシューズ。

特におすすめなランナー

  • 硬めの接地感が好きな人
  • ペース走・テンポ走の靴を探している人
  • 前作までのクラウドフローが窮屈だった人
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まずは結論とスペックから

このシューズがどんな一足なのか、評価と基本データを先に押さえます。

総合評価3.5

速いペースの練習に絞れば頼れる

大きく反ったつま先とプレートで、ペースを上げたときに前へ進みやすいシューズ。クッションは硬く、弾み(反発)は控えめで、278gと軽くもありません。ゆっくりのジョグや、柔らかいクッションを求める人には向かないので、使う練習を決めてから選んでください。

クッション性2.5

硬め。見た目ほど足の下にクッションは厚くない

反発・推進力3.0

弾みは控えめ。速いペースでロッカーが前へ運ぶ

安定・サポート4.0

硬いフォームとプレートで、ねじれにくく安定

耐久・寿命3.5

アッパーは丈夫。靴底はやや減りやすい

もくじ

On Cloudflow 5 基本スペック

Cloudflow 5は、2層のクッションの間にグラスファイバー強化ナイロンのプレートを挟んだ、Onのテンポ走向けシューズ(Onの呼び方ではスーパートレーナー)です。2025年7月3日に発売されました(東京の一部店舗では7月1日に先行発売)。

On Cloudflow 5
On Cloudflow 5(画像:On公式サイトより)
価格23,100円(税込)
重量(メンズ)278g(メンズ・片方/公式)。レディースは231g
ミッドソール上層 Helion HF・下層 Helion の2層+ Speedboard(グラスファイバー強化ナイロン)
アッパーエンジニアードメッシュ(両側を留めたシュータン)
スタック / ドロップヒール約36mm / フォア約28mm(海外の販売店の表記)、ドロップ8mm(公式)
アウトソール前足部とかかとにラバー(つま先にもグリップパッド)

前作 Cloudflow 4 からの進化

結論として、Cloudflow 5は前作4より厚く、重く、つま先の反りが強い靴になりました。上層のクッション材をOnのレース用シューズにも使われるHelion HFに替え、プレートはグラスファイバー強化ナイロンに。公式の重さは246g→278g(メンズ)、ソールの厚さは海外の販売店の表記でかかと31mm→36mmです。ドロップは前作と同じ8mmです。

走った体感としては、前作の軽くてシンプルな感じから、ペースを上げたときに前へ転がる走りに変わったという評価が目立ちます。つま先まわりにゆとりができ、前作までは幅が狭くて合わなかったが今作は快適に履けた、という国内のランナーもいます。一方で、上層のHelion HFは側面を包む部分が大きく、足の下の層は見た目より薄い(海外のテスターの見立てで約7mm)ため、「硬い」という感想は国内外で多く見られます。反発(弾み)は評価が割れていて、国内のランナーは反発性が高いと書き、海外のテスターにも速いペースでの反発を長所に挙げる人がいる一方、海外のラボの計測は平均を大きく下回り、別の海外のレビュアーはフォーム自体の弾みは少ないとしています。価格は、前作の発売時18,480円に対して今作は23,100円です(発売時どうしの比較)。

重さは?前作・ライバルと比べて

先に答えると、クラウドフロー5は278g(メンズ・公式)で、テンポ走向けの靴としては重めです。前作より30gあまり重くなり、ライバルのマッハ7やレベルv5と公式の値どうしで比べると、40〜55gほど重くなっています。

重さ(片方)メモ
クラウドフロー5(メンズ)278gOnの公式。海外のラボの実測は271g
クラウドフロー5(レディース)231gOnの公式
前作クラウドフロー4(メンズ)246gOnの公式
HOKA マッハ7237gHOKAの公式(28cmの値)。27.0cmの実測は228g
NB フューエルセル レベルv5223gニューバランスの公式

重くなった代わりに、ソールは前作より約5mm厚くなりました(海外の販売店の表記で、かかと31mm→36mm)。海外のラボでも、速い練習用の靴としては重いことが短所に挙げられています。一方、サブ4でフルマラソンを走った国内のランナーは「数値上はやや重めですが、実際に履いてみるとほとんど重さを意識しません」と書いていて、重さの感じ方は走るペースと好みで分かれます。

フルマラソンで使える?サブ4は?

先に答えると、サブ4前後のペースで、硬めの靴が苦にならない人なら、本番の選択肢になります。ただし、ゆっくり長く走ると硬さと重さが気になるという声も多く、合う人ははっきり分かれます。

本番で使った報告:フル4時間前後のランナーが、クラウドフロー5でフルマラソンを3時間59分(平均5分35秒/km)で完走。「反発がドンとくるタイプ」ではなく、「意識しないうちにスッと前に進ませてくれるタイプ」のシューズで、終盤まで安定したペースで走れたそうです。走りやすいのは5分20秒〜6分/kmだったそうです。

長い距離に慎重な声:フル3時間4分の海外の女性テスターは、重さと硬さから、約16km(10マイル)より長く履きたい靴ではないとしています。体重約50kgと軽い自分より、体重のある人ならクッションをつぶして反発を得やすいかもしれない、とも書いています。フル3時間を切った経験のある男性テスターは、マラソン〜ハーフのレースペースで一番いいとしつつ、遅いペースでは少しぎこちないと評価しました。

なお、この海外の2人はフル3時間前後の速いランナーで、ここでの「遅いペース」は、国内の完走者が走った5分台/kmよりずっと速いペースです(女性テスターがちょうどいいと感じたのは約4分30秒/km)。

On自身も、クラウドフロー5を「長距離ランやテンポ走に最適なスーパートレーナー」とする一方、別の説明では「短・中距離ラン向けの設計」としています。本番で使うなら、30km走などで一度試して、後半に脚が痛くならないかを確かめてから決めてください。柔らかいクッションで脚を守りたい人は、本番は別の靴にして、クラウドフロー5はペース走に回すほうが向いています。

普段履きにはどう?「AD」との違い

名前の似た「クラウドフロー5 AD」は、走るためのクラウドフロー5とは別の、普段履き用のスニーカーです。Onは「高速シューズをデイリーに再解釈したスニーカー」と説明しています。

クラウドフロー5クラウドフロー5 AD
定価(税込)23,100円30,800円
重さ(メンズ・公式)278g295g
ドロップ8mm6mm
Onの位置づけテンポ走向けのスーパートレーナー普段履きのスニーカー
共通点Helion HFのミッドソール、Speedboard、穴の空いたクッション(CloudTec)

走る用のクラウドフロー5を街で履くこともできますが、つま先が大きく反り上がった形(ロッカー形状)と硬いプレートは、速く走るための作りです。海外のラボは、ゆっくりのペースではぎこちなく感じることがあるとしています。海外のラボでは、アッパーが暖かく丈夫で、寒い時期に向くと評価されています。走るのが主ならクラウドフロー5、見た目と街履きが主ならADを選ぶのが分かりやすい分け方です。

各パーツの構造

ミッドソール

Cloudflow 5 ミッドソール
Cloudflow 5 のミッドソール(画像:On公式サイトより)

ミッドソールは2層で、上層にOnのレース用シューズにも使われるクッション材「Helion HF」、下層に穴の空いたクッション(CloudTec)を並べた「Helion」を使っています。2層の間にはグラスファイバー強化ナイロンのプレート「Speedboard」が入り、つま先は大きく反り上がっています。海外のテスターによると、白い上層は側面を包む部分が大きく、足の下の層は約7mmと薄め。クラウドの数は前作の8個から7個になりました。海外のラボでも硬め、弾みは平均を大きく下回る計測で、クッションで弾むというより、プレートとロッカー形状で前へ転がる作りです。

アッパー

Cloudflow 5 アッパー
Cloudflow 5 のアッパー(画像:On公式サイトより)

アッパーは、Onが「超軽量」とするエンジニアードメッシュ。シュータンは両側が縫い付けられ、走っている間にずれにくい作りです。シューレースの穴は2列あり、足首まわりを締めて調整できます。通気は、海外のラボでは「低め(5段階の2)」の一方、30℃を超える日でも靴下がびしょ濡れになるようなムレは感じなかった、とても通気がいい、という声もあり、評価が割れています。

アウトソール

Cloudflow 5 アウトソール
Cloudflow 5 のアウトソール(画像:On公式サイトより)

アウトソールは、Onのいつもの分かれたクラウドの形で、前足部とかかとにラバーを貼り、つま先まで回り込むグリップパッドを付けています。蹴り出しの食いつきは良いという声が複数ある一方、海外のラボの濡れた路面のグリップの計測は平均並みでした。中央にはプレートが見える切り欠きがあります。

RUNTOKU / 推進力重視

On Cloudflow 5
On

Cloudflow 5

推進力重視
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買う前に知っておきたいこと

サイズ感・実際の使用感・耐久性と、寿命を伸ばす履き分けの考え方です。

サイズ感はどう?

先に結論を言うと、長さはいつものサイズが基本です。Onの公式は「表記どおり」で、国内外の走った人の多くも同じサイズを選んでいます。ただし海外のラボの投票は「やや小さめ」、つま先の高さは低めなので、迷う人は0.5cm大きめも試してください。

いつものサイズ。迷ったら0.5cm大きめも試す

  • 足幅(ワイズ):全体はやや細めで、つま先の幅は広め。日本の公式ストアにワイドはありません。
  • 甲の高さ:つま先の高さは平均より低めです。甲の高い人は指の上が当たらないか確かめてください。
  • 他ブランドとの比較:長さは一般的なサイズ感で、普段のOnと同じサイズで合ったという報告があります。
  • 特記事項:シューレースの穴が2列あり、足首まわりの締め具合を調整できます。前作までのクラウドフローが窮屈だった人は、今作は合う可能性があります。

実際に履いた人のサイズの報告

国内外の報告を並べると、長さは「いつものサイズ」が多数。ただし海外のラボの投票は「やや小さめ」で、つま先の高さは低めと、評価が割れています。

Onの公式表記どおりのサイズ(メンズ・レディースとも)
フル4時間のランナー普段のOnと同じ26cmで、縦も横もぴったり。幅広の足でちょうどよかった
フル3時間切りの海外テスター表記どおり。ただ、やや細めに感じる
海外のサイト利用者の投票「やや小さめ」(12票)
海外のラボの計測全体の幅は平均より細い一方、つま先の幅は平均より広い。つま先の高さは平均より低い

前作までのクラウドフローは幅が狭くて合わなかったが、今作はゆとりがある、と書いている国内のランナーもいます。Onも「再設計したトゥボックス(つま先まわり)」を特長に挙げています。このランナーは、普段から標準〜狭めのサイズを選んでいる方は0.5cm下げるとさらにフィットすると思う、と書いていますが、ラボの投票は逆に「やや小さめ」です。迷ったら、いつものサイズと0.5cm大きいサイズを履き比べてください。甲が高い人は、つま先の低さで指の上が当たらないかも確かめると安心です。

レディースのサイズ・重さ

レディースのクラウドフロー5は、メンズと同じ23,100円で、重さは231g(公式)、ドロップは8mmです。サイズは22〜28cmの展開で、Onの公式ではメンズと同じく「表記どおりのサイズ」とされています。日本の公式ストアに並んでいるのは通常の幅だけで、幅広のワイドは見当たりません。

実際に履いたランナーの声

国内外のランナーの声を見ると、ペースを上げたときの前へ進む感覚と、安定したフィットを評価する声がある一方、硬さと重さ、ゆっくり走ったときの走りにくさを挙げる声がはっきり多く見られました。

実際に42km走ってみて感じたのは、反発がドンとくるタイプではなく、意識しないうちにスッと前に進ませてくれるタイプのシューズ。終盤まで安定したペースで走れた

#フル3時間59分

マラソンやハーフのレースペースで走るときに一番いい。ある速さになると、路面から軽く跳ねる感覚がある

#フル3時間切り

2代目から前作までは幅が狭くて合わなかったが、今作は幅にゆとりがあり、久しぶりに快適さを実感できた

#幅広の足

一方で、次のような気になる声もありました。

重さと硬さがあるので、10マイル(約16km)より長い距離で履きたい靴ではない

#フル3時間4分

ミッドソールは硬い。正直に言うと、自分の好みには少し硬すぎた

速く走っているときでも、フォームから助けてもらっている感じがあまりない。テンポ走より遅いと、足裏ではっきり硬く感じる

耐久性は?アッパーは丈夫、靴底はやや減りやすい

クラウドフロー5の耐久性は、アッパーとかかとは丈夫で、靴底はやや減りやすいと見られます。ただし何百kmも走った報告はまだありません。

アッパーは丈夫。靴底はやや減りやすい

早くヘタる平均的長く使える
  • アッパーは目の詰まったメッシュで、海外のラボのつま先の耐久テストは5段階の4、かかとのパッドは最高の5でした。
  • アウトソールのラバーは、ラボの削るテストで平均よりやや多く減り、ラバーの厚さも平均より薄めです。
  • 靴底にはラバーの無い部分があり、そこはラバーより早く減るという指摘があります。

海外のラボの結果と、走った人の報告

クラウドフロー5は、何百kmも走り込んだ報告がまだ見つかりません。今あるラボの結果と報告を並べると、アッパーとかかとは丈夫。靴底のラバーは平均よりやや減りやすいという結果です。

アウトソール海外のラボの削るテストで1.3mm減(平均は1.1mm)。ラバーの厚さは2.7mmで平均よりやや薄い
露出したフォーム靴底のラバーが無い部分は、ラバーより早く減るという海外のレビュアーの指摘
つま先の生地ラボの耐久テストで5段階の4(平均は2.6)。通気の穴が少ないぶん丈夫
かかとのパッドラボの耐久テストで5段階の5(最高)
走った人の報告「今のところ耐久性は良好」(フル3時間切りの海外テスター)

減りやすいのは、靴底のラバーの無いところです。ときどき靴底を見て、ラバーの溝が消えてきたら、グリップが落ちる前に買い替えを考えてください。走った距離の報告が出たら、この表に追記します。

履き分けの重要性

Cloudflow 5は、ペースを上げる練習を受け持つシューズです。クッションが硬く、ゆっくり走るのは得意ではないので、ジョグやロング走の日と、疲れを抜く日には、同じOnの現行モデルを組み合わせると役割がはっきりします。

履き分けの4つのメリット。1つ目、シューズの寿命を延ばす:1足に負担を集中させず、複数のシューズを使い分けることでそれぞれを長く使いやすくなります。2つ目、練習内容に合わせられる:ジョグ・テンポ走・ロング走など、目的に合わせてシューズの特性を変えられます。3つ目、足への刺激を変えられる:クッション性や反発性の異なるシューズを使うことで、毎回同じ刺激になりにくいのもメリットです。4つ目、シューズを選ぶ楽しさ:「今日はこのシューズで走ろう」と選ぶ楽しさも、ランニングを続けるモチベーションになります。

TEMPO / PACE

ペース走・テンポ走の日

On Cloudflow 5

大きく反ったつま先とSpeedboardで、ペースを上げたときに前へ転がるように進めます。マラソン〜ハーフのレースペースの練習に向いています。

JOG / LONG

毎日のジョグ〜ロング走の日

On Cloudmonster 3

3層構造のCloudTecとSpeedboardを組み合わせた、Onの厚底デイリートレーナー(24,200円・295g)。同じ前へ転がる走りのまま、ジョグやロング走で脚を守ります。

RECOVERY

脚が疲れている日

On Cloudrunner 3

左右非対称のヒールクリップと広めの接地面で、安定感に重点を置いたOnのデイリーシューズ(18,700円)。疲れてフォームが崩れやすい日のジョグを支えます。

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他の選択肢と比べてみる

練習メニュー別の相性と、ライバル2足との違いから最終判断します。

どんな練習に向いている?

結論から言うと、Cloudflow 5が最も活きるのは、ペースを上げて一定に保つ練習です。海外のテスターはマラソン〜ハーフのレースペースで一番いいとし、国内のランナーは5分20秒〜6分/kmが走りやすかったとしています。

× リカバリー・LSD

硬く、遅いペースでは走りにくいという声が多い。疲れを抜く日は柔らかい靴を。

△ デイリージョグ

6分台/kmでも違和感なく走れたという声はあるが、ジョグの主力には硬め。

◎ ペース走・テンポ走

ロッカーとプレートが活きる速さ。一定のペースを保ちやすい。

△ スピード・インターバル

5kmレースのペースでは足を回しにくい、速い練習には重いという声。

◯ レース本番

サブ4前後でフルを完走した報告あり。硬さが合うか、30km走で試してから。

ライバルシューズとの比較

同じ用途で比較されやすい2足と並べてみます。

Cloudflow 5と比較したいシューズを選ぶ

HOKA Mach 7 との違い

Mach 7は、プレートを入れずにロッカー形状で前へ転がる、ジョグからペース走まで使える軽量のシューズです。Cloudflow 5より5,500円安く、公式の値どうしで約40g軽く(マッハ7は28cmの値)、表記の上ではかかとは約1mm厚く、ドロップは5mmと低めです。どちらも沈み込みの少ない走り心地ですが、Mach 7はプレートが無いぶんゆっくりのジョグにも対応し、Cloudflow 5はプレートが入って硬く、ペースを上げた日に向いています。軽さと、ジョグにも使える幅広さを取るならMach 7、ペース走用の硬めの1足が欲しいならCloudflow 5です。

New Balance FuelCell Rebel v5 との違い

FuelCell Rebel v5は、プレートの無い柔らかいクッションで弾む、軽い万能シューズです。Cloudflow 5より6,160円安く、公式の値どうしで約55g軽くなっています。走り心地は正反対で、Rebel v5は柔らかく沈んでから弾むのに対し、Cloudflow 5は硬く沈みにくく、プレートとつま先の反りで前へ進みます。そのぶん安定感は、ねじれにくいCloudflow 5が上です。軽さと弾みで楽しく走りたいならRebel v5、硬めの安定した接地でペースを刻みたいならCloudflow 5です。

履き分けで挙げた、同じOnの厚底デイリートレーナー、クラウドモンスター3のレビューはこちらです。

比べた2足、HOKAのマッハ7とニューバランスのレベルv5のレビューは、こちらです。

よくある質問

Qサイズはいつもと同じでいいですか?

A長さはいつものサイズが基本です。Onの公式は「表記どおり」で、普段のOnと同じ26cmで縦横ぴったりだったという国内の報告もあります。ただ、海外のラボの投票は「やや小さめ」で、つま先の高さは低めです。迷ったら、いつものサイズと0.5cm大きいサイズを履き比べてください。

Qフルマラソンで使えますか?

Aサブ4前後のペースで、硬めの靴が苦にならない人なら選択肢になります。実際に3時間59分で完走した国内の報告があります。一方、フル3時間前後の海外のテスターには、約16kmより長く履きたい靴ではないという声もあり、合う人が分かれます。本番で使うなら、30km走などで一度試してから決めてください。

Q「クラウドフロー5 AD」とは何が違いますか?

AADは、走るためのクラウドフロー5をもとにした普段履き用のスニーカーです。定価は30,800円、重さは295g、ドロップは6mm(いずれもメンズ・公式)。Helion HFのミッドソールやSpeedboardは共通です。走るのが主ならクラウドフロー5、街で履くのが主ならADが合います。

Q発売日はいつですか?レディースはありますか?

A2025年7月3日に発売されました(東京の一部店舗では7月1日に先行発売)。定価は23,100円(税込)です。レディースも同じ価格で、重さは231g(公式)、サイズは22〜28cmの展開です。メンズは25〜31.5cmです。

Qカーボンプレートは入っていますか?

Aカーボンではなく、グラスファイバー強化ナイロンのプレート「Speedboard」です。カーボンプレートほど強烈ではないため、シューズに走らされる感覚はなく、自分のペースをコントロールしやすい、という国内のランナーの声があります。ただし靴全体は硬めで、曲げにくさは海外のラボで平均より硬い計測でした。

まとめ

クラウドフロー5(On Cloudflow 5)は、グラスファイバー強化ナイロンのSpeedboardと大きく反ったつま先で、ペースを上げて一定に保つ練習で前へ転がるように進める、Onのテンポ走向けシューズです。サイズはいつものサイズが基本で、前作より、つま先まわりにゆとりができました。サブ4前後でフルマラソンを完走した報告もあります。

一方で、クッションは硬く弾みは控えめ、278gと軽くもないので、ゆっくりのジョグやリカバリーには向きません。柔らかさや軽さを求めるなら、マッハ7やレベルv5と比べてから選んでください。毎日のジョグ〜ロング走はクラウドモンスター3、疲れている日はクラウドランナー3と組み合わせると、役割がはっきりします。

RUNTOKU / 推進力重視

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この記事を書いた人
じぇーぱぱ

[プロフィール]

  • ラントク運営 じぇーぱぱ
  • 中学、高校時代は100mを専門に活動
  • 現在は週2回の練習で、12月のハーフ120分を目指して再スタート中

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