タクミセン11レビュー|耐久性とサイズ感、カーボンは入ってる?

出典: アディダス公式サイト

アディダスの中厚底レーサー「タクミセン11(adidas Adizero Takumi Sen 11)」。買う前に気になるのは、レース用の靴がどれくらい持つか、サイズはいつもどおりでいいか、カーボンは入っているか、の3つでしょう。先に答えると、200km走った報告でもソールの減りはほぼなし。サイズはいつもどおりが基本で、ロッドはカーボンではなくグラスファイバー製です。国内外の実際に走った人の報告をもとに、前作タクミセン10との違い、フルマラソンや駅伝で使えるか、METASPEED RAY・アディオス プロ 4との比べ方までまとめます。

Review

グラスファイバーの5本指ロッドで、
地面の感覚を残してスピードを操る中厚底レーサー。

特におすすめなランナー

  • 10km〜ハーフ・駅伝で記録を狙う人
  • 厚底より地面の感覚がほしい人
  • ピッチを上げて走りたい人
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まずは結論とスペックから

このシューズがどんな一足なのか、評価と基本データを先に押さえます。

総合評価4.0

10km〜ハーフ・駅伝で速さを操るレーサー

柔らかいLIGHTSTRIKE PROと硬めのグラスファイバーロッドで、ピッチを上げて走りやすい中厚底レーサー。かかとの支えは少なく、ゆっくり走るジョグやフルマラソンの後半には向かないので、10km〜ハーフ・駅伝とポイント練習に絞って使ってください。

クッション性3.5

フォームは柔らかいが、厚さは中くらい

反発・推進力4.5

硬くなったロッドが、前足部で強く押し出す

安定・サポート2.5

かかとが細く、支えは少ない

耐久・寿命3.5

200km時点でソールの減りはほぼなし

もくじ

adidas Adizero Takumi Sen 11 基本スペック

Adizero Takumi Sen 11は、柔らかいLIGHTSTRIKE PROに、グラスファイバー製の5本指ロッド「ENERGYRODS 2.0」を組み合わせた、10km・駅伝・ハーフマラソン向けの中厚底レーサーです。2025年7月2日に発売されました。前作より片足12g軽くなり、アッパーとアウトソールはアディオス プロ 4と同じ素材に変わっています。

adidas Adizero Takumi Sen 11
adidas Adizero Takumi Sen 11(画像:adidas公式サイトより)
価格24,200円(税込)
重量(メンズ)約188g(メンズ27.0cm片足/公式)
ミッドソールLIGHTSTRIKE PRO+ グラスファイバー製の5本指ロッド(ENERGYRODS 2.0)
アッパーLIGHTLOCK(軽量のストレッチ素材)
スタック / ドロップヒール33mm / フォア26mm(ドロップ7mm)
アウトソールLIGHTTRAXION+つま先にContinentalラバー

前作 Adizero Takumi Sen 10 からの進化

結論として、タクミセン11で一番変わったのは走り心地です。アディダスは、ロッドの硬さを「中距離用の固さ」に見直し、前足部の形とロッカー(つま先の反り上がり)の位置を作り直しました。アッパーはメッシュからLIGHTLOCKに、アウトソールはLIGHTTRAXIONとContinentalラバーの組み合わせに変わり、片足で12g軽くなっています(27cm)。

走った体感としては、ロッドは硬く、フォームは柔らかく、と逆の方向に変わったという声が目立ちます。シューズアドバイザーのレビューでは、前作は手で曲げられるほど柔らかかったロッドが、今作はカーボンかと思うほど硬くなり、反対にミッドソールは相当柔らかくなって「走り心地がガラッと変わった」とされています。フィットも良くなり、前作より横幅とボリュームが広がったという報告があります。

カーボンは入ってる?厚さ・重さをライバルと比べると

先に答えると、タクミセン11にカーボンは入っていません。アディダスの公式の説明では、ソールに入っているのは「グラスファイバー製の5本指ロッド(ENERGYRODS 2.0)」です。ただし硬さは前作から見直されていて、シューズアドバイザーのレビューでは「カーボンかと思うくらいの硬さ」とされています。

厚さは、メーカーごとに測り方や公表のしかたが違います。そこで、メーカーの表記と、同じ海外のラボが同じ方法で測った値を分けて並べました。

タクミセン11メーカー表記:ヒール33mm / 前足部26mm
同じラボの実測:ヒール30.6mm / 前足部23.7mm
重さ:約188g(27.0cm/公式)。プレートなし(グラスファイバーのロッド)
METASPEED RAYメーカー表記:靴底の最大の厚さ約39.5mm(前足部は記載なし)
同じラボの実測:ヒール39.8mm / 前足部30.0mm
重さ:約129g(27.0cm/公式)。カーボンプレート入り
SuperComp Pacer v2メーカー表記:厚さの記載なし(ドロップ8mmのみ)
同じラボの実測:ヒール32.9mm / 前足部25.4mm
重さ:約211g(公式・サイズの記載なし)。カーボンプレート入り
アディオス プロ 4メーカー表記:ヒール39mm / 前足部33mm
同じラボの実測:ヒール36.6mm / 前足部28.5mm
重さ:約200g(27.0cm/公式)。同じアディダスのフルマラソン用

同じ方法で測ると、タクミセン11は4足の中でいちばん薄く、Pacer v2とはほぼ同じ厚さです。METASPEED RAYとアディオス プロ 4は、かかとで6〜9mmほど厚くなります。重さはMETASPEED RAYが飛び抜けて軽く、タクミセン11はその次です。

フルマラソン・駅伝・トラックで使える?

アディダスが想定しているのは、10km・駅伝・ハーフマラソンのロードレースです。フルマラソンとトラックレースは、それぞれ次の点に注意してください。

向いている:10km〜ハーフのロードレース/駅伝(上りの区間も)/インターバルやペース走などのポイント練習

注意が必要:フルマラソン(脚力が要る)/トラックのレース(靴底の厚さの規定を超える)

フルマラソン:海外のレビューでは「1マイルから10kmまで、人によってはハーフまで」とされ、別の海外のラボも、厚さが低いのでフルマラソンにはベストではないと評価しています。国内では「フルまで使える」という声もありますが、書いているのはサブ3前後のランナーが中心です。かかとの支えが少ないので、後半にかかと着地になりやすい人は、フルの本番はアディオス プロ 4のような厚底を選ぶほうが安心です。

トラックのレース:世界陸連の規則では、2024年11月からトラック種目で使えるシューズの靴底は20mmまでです(ロードは40mmまで)。タクミセン11はヒール33mmなので、この規則に沿った大会のトラックレースでは使えません。トラックでのインターバル練習に履くのは問題ありません。中学生・高校生が大会で使うときは、大会の要項で確認してください。

アディオス プロ 4とどっちを選ぶ?

結論から言うと、フルマラソンならアディオス プロ 4、10km〜ハーフ・駅伝ならタクミセン11です。同じアディダスのレース用で、ミッドソールはどちらもLIGHTSTRIKE PRO、アッパーもどちらもLIGHTLOCKです。

価格タクミセン11 24,200円 / アディオス プロ 4 28,600円
重さ約188g / 約200g(どちらも27.0cm・公式)
厚さヒール33mm / 39mm(メーカー表記)
走り心地タクミセン11は強いロッカーがなく、ピッチを上げやすい。アディオス プロ 4は厚底で、脚を残しやすい

1500mを走る中距離ランナーは「強いロッカーがないぶんピッチを上げやすく、純粋なスピードなら上回る」と書いています。海外のレビューでも、Pro 4より軽く、少しよく曲がるとされています。国内のレビューでも、アディオス プロ 4の後押しが邪魔に感じるランナーに合い、10km以下ならタクミセン11を選ぶとされています。脚力に自信がない人や、フルの後半まで脚を残したい人はアディオス プロ 4が向いています。

各パーツの構造

ミッドソール

Adizero Takumi Sen 11 ミッドソール
Adizero Takumi Sen 11 のミッドソール(画像:adidas公式サイトより)

ミッドソールは、アディオス プロ 4と同じ「LIGHTSTRIKE PRO」。前作よりかなり柔らかくなったという声が多く、海外のラボの計測でも平均より柔らかい値が出ています。その中に、足の指の骨に沿った5本指のロッド「ENERGYRODS 2.0」がつま先からかかとまで入っています。素材はカーボンではなくグラスファイバーで、今作では硬さを「中距離用の固さ」に見直しました。前足部の形とロッカーの位置も作り直され、蹴り出しの傾斜が強くなっています。

アッパー

Adizero Takumi Sen 11 アッパー
Adizero Takumi Sen 11 のアッパー(画像:adidas公式サイトより)

アッパーは、アディオス プロ 4でも使われている軽量のストレッチ素材「LIGHTLOCK」。前作のメッシュから変わりました。シュータンがアッパーとつながった作りで、足入れはきつめですが、かかとのホールドは強いという声があります。海外のラボの評価では通気性は控えめです。

アウトソール

Adizero Takumi Sen 11 アウトソール
Adizero Takumi Sen 11 のアウトソール(画像:adidas公式サイトより)

アウトソールは、グリップが必要な場所に絞ってゴムを置いた「LIGHTTRAXION」で、蹴り出しのつま先にContinentalラバーを使っています。海外のラボのグリップの計測は良好ですが、国内のレビューでは「濡れたアスファルトでは滑る」という声もあり、雨のレースでは過信しないほうが安心です。

RUNTOKU / 中厚底レーサー

adidas Adizero Takumi Sen 11
adidas

Adizero Takumi Sen 11

中厚底レーサー
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買う前に知っておきたいこと

サイズ感・実際の使用感・耐久性と、寿命を伸ばす履き分けの考え方です。

サイズ感はどう?

先に結論を言うと、いつものサイズが基本です。ただ、「大きめなので0.5cm下げた」という人もいて、評価は割れています。シュータンがアッパーとつながっているので、甲の高い人は足入れがきつく感じることがあります。

いつものサイズが基本。大きく感じたら0.5cm下も試す

  • 足幅(ワイズ):前作より横幅が広がったという声があります。ただ、海外のラボの計測ではつま先周りは平均より細めで、レース用らしい作りです。
  • 甲の高さ:シュータンがアッパーとつながっていて伸びにくく、甲周りの余裕は前作より減ったという声があります。甲の高い人は紐の締め方で調整してください。
  • 他ブランドとの比較:ナイキやアシックスと同じサイズで選んで合ったという報告があります。一方、アディオス プロ 4やボストン13より0.5cm小さいサイズがちょうどよかった人もいます。
  • 特記事項:かかとのタブが擦れて、まめができかけたという海外のレビュアーがいます。かかとが当たりやすい人は、靴下を厚めにするなど対策を。

実際に履いた人のサイズの報告

国内外の報告を並べると、「いつものサイズでちょうどいい」が多数ですが、「大きめなので0.5cm下げた」という人もいます。評価が割れているので、できれば2サイズを履き比べてください。

いつもどおり普段26.0cmで26.0cm、標準的(サブ3のランナー)。普段26.0cmで26.0cm、つま先はジャスト(フル3時間40分のランナー)。ナイキ・アディダス・アシックスで28cmの人が28cm(レビューサイトの編集部)。海外のラボの投票も「普段どおり」
足の実寸+0.5cm足の実寸27.0cm(幅11.5cm)で27.5cmが「かなりピッタリ」。「大きめ」という話は感じなかった(フル2時間40分のランナー)
どちらでも25.5cmでも26.0cmでもよい(箱根駅伝を走ったランナー)
0.5cm下げたアディオス プロ 4・ボストン13は25.5cmの人が、25.0cmでジャスト。25.5cmは少し大きかった。
「かなり大きい。0.5cmは確実に下げたほうがいい」(中距離ランナー)

迷ったら、いつものサイズを基準に、大きく感じたら0.5cm下と履き比べるのがおすすめです。シュータンがアッパーとつながっているので、甲の高い人は足入れがきつく感じることがあります。その場合は小さいサイズに下げず、紐の締め方で調整してください。

実際に履いたランナーの声

国内外のランナーの声を見ると、ピッチの上げやすさと、前作から変わった走り心地を評価する声が多い一方、足入れのきつさや、かかと・雨の日のグリップを気にする声も見られました。

前作は手で曲げられるほど柔らかかったのに、今作はカーボンかと思うほど硬い。ミッドソールは相当柔らかく、走り心地がガラッと変わった

#シューズアドバイザー

強いロッカーがないぶん、アディオス プロ 4よりピッチを上げやすい。純粋なスピードなら上回ると思う

#中距離ランナー

薄いぶん上りが軽い。カーボンのシューズを使わないポイント練習やインターバルにも使える

#箱根駅伝経験者

一方で、次のような気になる声もありました。

雨上がりの濡れた路面で走ると、グリップは普通。濡れたアスファルトでは滑る

#フルマラソン2時間40分

シュータンがアッパーとつながっていて伸びにくく、履くときに窮屈。甲の高い人は紐の調整が必要

#フルマラソン3時間40分

かかとのタブが擦れて、まめができかけた(かかとの浮きは紐を締めると収まった)

#海外のレビューサイト

耐久性は?200km走ってもソールの減りはほぼなし

タクミセン11は、200km走った報告でもソールの減りがほとんど出ていません。ただ、タクミセンのシリーズはかかとの支えと耐久性が高くないという国内のレビューもあり、200kmより長い距離の報告はまだありません。

200kmで摩耗はほぼなし。長い距離の報告はまだ

早くヘタる平均的長く使える
  • 蹴り出しで一番すり減るつま先に、Continentalラバーを置いている。
  • 海外のラボの計測では、アウトソールの厚さは1.1mmと薄い。軽さを優先した作り。
  • 国内のレビューでは、薄いアウトソールが心配だったが意外と減りにくい、という声がある。

実際に走った人の報告:200kmでソールの減りはほぼなし

メーカーから寿命の目安は出ていません。今ある報告は200kmまでで、どの報告でもソールの減りはほとんど出ていません。数百km走った報告はまだ見つかっていないので、何kmまで持つかは書けません。

約48km強度の高い練習に使っても、アウトソールに摩耗なし。ミッドソールもよく持っている(海外のレビュアー)
約200km使う回数はそれほど多くないが、摩耗はほぼ感じない(箱根駅伝を走ったランナー)
約200kmソールは汚れが目立つが、減りは見た目では感じられない(国内のランナー)
アウトソール海外のラボの計測では厚さ1.1mmと薄く、軽さを優先した作り
参考(前の世代)タクミセン10は500kmくらい持った、タクミセン8は500〜600kmでアッパーが裂けた、という国内のランナーの報告。タクミセン11の値ではない

長く使いたいなら、ジョグには使わず、レースとポイント練習に絞るのが基本です。数百km走った報告が出たら、この表に追記します。

履き分けの重要性

Adizero Takumi Sen 11は、10km〜ハーフのレースとポイント練習に絞って使うシューズです。かかとの支えが少ないので、ジョグの日とフルマラソンの日は、同じアディダスの現行モデルに任せると役割がはっきりします。

履き分けの4つのメリット。1つ目、シューズの寿命を延ばす:1足に負担を集中させず、複数のシューズを使い分けることでそれぞれを長く使いやすくなります。2つ目、練習内容に合わせられる:ジョグ・テンポ走・ロング走など、目的に合わせてシューズの特性を変えられます。3つ目、足への刺激を変えられる:クッション性や反発性の異なるシューズを使うことで、毎回同じ刺激になりにくいのもメリットです。4つ目、シューズを選ぶ楽しさ:「今日はこのシューズで走ろう」と選ぶ楽しさも、ランニングを続けるモチベーションになります。

SPEED / RACE

インターバル〜10km・ハーフ・駅伝の日

adidas Adizero Takumi Sen 11

柔らかいフォームと硬めのロッドで、ピッチを上げて走れます。ポイント練習とレース本番の主力です。

JOG / RECOVERY

疲労抜き〜毎日のジョグの日

adidas Supernova Rise 3

17,600円のクッション重視の練習用モデル。柔らかいフォームで、ポイント練習の翌日も脚を休めながら走れます。

MARATHON

フルマラソンの本番・30km走の日

adidas Adizero Adios Pro 4

ヒール39mmの厚底で、同じLIGHTSTRIKE PROを使うフルマラソン用のモデル。後半まで脚を残したい日はこちらに任せます。

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他の選択肢と比べてみる

練習メニュー別の相性と、ライバル2足との違いから最終判断します。

どんな練習に向いている?

結論から言うと、Adizero Takumi Sen 11が最も活きるのは、ハーフマラソンのペースより速い練習とレースです。国内のレビューでも、キロ3分台のレースやスピード練習、ハーフペース以上のペース走に向くとされています。

△ リカバリー・LSD

かかとが細く支えが少ないうえ、ゆっくり走るとロッドを曲げにくく感じます。

△ デイリージョグ

ジョグに使えないことはないものの、ソールを減らすのがもったいない靴です。

◎ ペース走・テンポ走

ハーフマラソンのペースより速いペース走で、硬めのロッドが活きます。

◎ スピード・インターバル

軽く、ピッチを上げやすい。トラックでのインターバル練習にも使えます。

◎ レース本番

10km〜ハーフ・駅伝のロードレース向け。フルは脚力のある人向けで、トラックのレースには使えません。

ライバルシューズとの比較

同じ用途で比較されやすい2足と並べてみます。

Adizero Takumi Sen 11と比較したいシューズを選ぶ

ASICS METASPEED RAY との違い

METASPEED RAYは片足約129g(27.0cm)と、タクミセン11より約60g軽いレース用シューズです。ミッドソールにはカーボンプレートが入り、同じ海外のラボで測ると、かかとで約9mm厚くなります。価格は33,000円で、タクミセン11より8,800円高くなります。かかとの支えが少なく、前足部で走る人向けという点は2足とも同じです。軽さと弾みで押していきたいならMETASPEED RAY、地面の感覚を残して自分の脚で操りたい・価格を抑えたいならタクミセン11です。

New Balance SuperComp Pacer v2 との違い

SuperComp Pacer v2は、100%PEBAのFuelCellにカーボンプレートを組み合わせた、5kmから駅伝向けのレーサーです。同じ海外のラボで測ると、厚さはタクミセン11とほぼ同じで(かかとで約2mm厚い)、重さは200gと16g重くなります。価格は25,850円です。いちばんの違いはソールに入っている板の素材で、Pacer v2はカーボン、タクミセン11はグラスファイバーのロッドです。どちらも、かかとが擦れたという海外のレビューがあります。中厚底でカーボンの推進力を使いたいならPacer v2、軽さとロッドのしなりで走りたいならタクミセン11です。

よくある質問

Qカーボンプレートは入っていますか?

A入っていません。ソールに入っているのは、グラスファイバー製の5本指ロッド「ENERGYRODS 2.0」です(アディダス公式)。ただし前作より硬く見直されていて、「カーボンかと思うくらいの硬さ」という声もあります。

Qフルマラソンでも使えますか?

Aアディダスが想定しているのは10km・駅伝・ハーフマラソンです。フルで使えるという国内の声もありますが、多くはサブ3前後のランナーです。かかとの支えが少ないので、後半にかかと着地になりやすい人は、フルの本番はアディオス プロ 4のような厚底を選んでください。

Q中学生・高校生でも履けますか?トラックのレースには使えますか?

Aメンズは24.0cmから、レディースは22.0cmからあります。ロードの駅伝やロードレースなら、靴底の厚さの規定(40mmまで)に収まります。一方、世界陸連の規則ではトラック種目の靴底は20mmまでなので、ヒール33mmのタクミセン11はこの規則に沿った大会のトラックレースでは使えません。大会で使う前に、要項で確認してください。

Qレディースモデルはありますか?

Aあります。サイズは22.0〜29.0cmで、平均重量は約158g(24cm片足)です(アディダス公式)。ミッドソールのドロップ(ヒール33mm・前足部26mm)とロッドはメンズと同じです。

Qタクミセン12はいつ出ますか?

A2026年10月時点で、アディダスの日本公式サイトに並んでいるのはタクミセン11だけで、12の発売日や価格は確認できませんでした。情報が出たら、この記事で追記します。

まとめ

タクミセン11(adidas Adizero Takumi Sen 11)は、柔らかいLIGHTSTRIKE PROと硬めのグラスファイバーロッドで、地面の感覚を残しながらピッチを上げて走れる中厚底レーサーです。カーボンは入っておらず、200km走った報告でもソールの減りはほぼありません。サイズはいつもどおりが基本で、10km〜ハーフ・駅伝のロードレースとポイント練習で力を発揮します。

一方で、かかとの支えが少なく、ゆっくりのジョグやフルマラソンの後半には向きません。大きめと感じる人もいるので、0.5cm下と履き比べると安心です。トラックのレースでは厚さの規定で使えない点にも注意してください。ジョグの日はスーパーノヴァ ライズ 3、フルの本番はアディオス プロ 4を組み合わせると、役割がはっきりします。

RUNTOKU / 中厚底レーサー

adidas Adizero Takumi Sen 11
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Adizero Takumi Sen 11

中厚底レーサー
この記事を書いた人
じぇーぱぱ

[プロフィール]

  • ラントク運営 じぇーぱぱ
  • 中学、高校時代は100mを専門に活動
  • 現在は週2回の練習で、12月のハーフ120分を目指して再スタート中

この靴を履いている方は、Xで教えてください。

もくじ