ダイナソフトフラッシュv7の厚さとレビュー|短距離・部活に使える?

出典: ニューバランス公式サイト

ニューバランスの「ダイナソフト フラッシュ v7(DynaSoft Flash v7)」は、9,900円で買える軽いランニングシューズです。先に答えると、厚さは公式で「20mm以下の薄底」、ドロップは6mm。部活のドリルやダッシュ、通学、短いジョグに向いた1足です。公式の値と、実際に履いた人の声をもとに、短距離や部活での使い方、サイズ選び、寿命、ライバルとの違いまでまとめます。

Review

20mm以下の薄底と約240gの軽さで、
部活も通学も短いジョグも9,900円でこなす1足。

特におすすめなランナー

  • 部活や体育で使う学生
  • 通学と運動を1足で済ませたい人
  • 地面の感覚がつかめる靴が好きな人
01/03

まずは結論とスペックから

このシューズがどんな一足なのか、評価と基本データを先に押さえます。

総合評価3.5

部活・通学・短いジョグなら十分

薄めのソールと約240gの軽さで、部活のドリルやダッシュ、通学、短いジョグを9,900円でこなせる1足。ソールは硬めでクッションは薄いので、長い距離を走る練習には、クッションの厚い靴を合わせてください。

クッション性3.0

薄底で硬め。長い距離では物足りない

反発・推進力3.0

強く押し出す反発はなく、自分の脚で走る感覚

安定・サポート3.5

薄く低いソールで、かかとが安定するという声

耐久・寿命4.0

全面ラバーで部活使用を想定。距離の報告は未確認

もくじ

New Balance DynaSoft Flash v7 基本スペック

DynaSoft Flash v7は、ニューバランスのDynaSoftのミッドソールに、縫い目の少ないメッシュのアッパーと全面ラバーのアウトソールを組み合わせた、軽くて薄めのデイリーシューズです。上位のFuelCellシリーズをもとにしたデザインで、日本の公式通販ではメンズ・ウィメンズとも9,900円(税込)。メンズは幅D、ウィメンズは幅Bの展開です。

New Balance DynaSoft Flash v7
New Balance DynaSoft Flash v7(画像:ニューバランス公式サイトより)
価格9,900円(税込)
重量(メンズ)約240g(公式。基準サイズの記載なし。販売店の表記では27.5cmで約240g)/ウィメンズ約190g
ミッドソール DynaSoft
アッパーメッシュ(縫い合わせのないオーバーレイ)
スタック / ドロップ20mm以下(公式の説明。ヒール・前足部の内訳は記載なし)/ドロップ6mm(公式)
アウトソールラバー(フルレングス)

厚さは何mm?ドロップは6mm

先に答えると、ニューバランスの説明は「20mm以下の薄底」、ドロップ(かかととつま先の高さの差)は6mmです。今どきの厚底のランニングシューズと比べると、はっきり薄い部類に入ります。

ただし、かかと・前足部それぞれの厚さは公式に書かれていません。販売店のロコンドが靴の外から測った値では「ヒールの高さ3.0cm」「プラットフォームの高さ2.5cm」となっていて、公式の数字とは測り方が違います。「ミッドソールは20mm以下、靴全体の高さで見ると3cmほど」と考えておくと、ずれが少ないはずです。

フラッシュv720mm以下(公式の説明)・販売店の実測でヒール約30mm/ドロップ6mm
HYPER SPEED 6ヒール32mm/ドロップ6mm
Adizero Duramo Speed 2ヒール32mm/ドロップ6mm
Fresh Foam X 880 v15ヒール40.5mm/ドロップ6mm(同じニューバランスの定番デイリー)

販売店によっては商品名に「厚底」と付いていますが、実際に買った人からは「普通のスニーカーとそれほど変わらない」「適度な薄さで地面をしっかりつかむ」という声が出ています。厚いクッションで脚を守る靴ではなく、地面の感覚がつかみやすい軽い靴です。

短距離・部活で使える?

先に答えると、陸上部のドリルやダッシュ、体育や部活のアップ・補強には使えます。短距離のレースや記録を測る練習は、スパイクを使う場面です。

口コミには、部活や学校で使っている声がまとまって見つかります。理由までは書かれていませんが、薄めのソールと約240g(公式)の軽さが、足さばきの速い動きに合っていると考えられます。

陸上のドリル「子どもの陸上でドリルをするのに最適」(子どもに買った保護者)
ダッシュ2足持ち、1足はトレーニングのダッシュ用、もう1足はウォーキングと日常用に分けている(60歳以上の男性)
授業・部活「授業や部活でもこれが良い」と子どもが話している、息子の部活動用に購入、という保護者の声
通学通学用に購入。軽いので足の負担もあまりない(20代男性)

向いている使い方:陸上部のアップ・ドリル・ダッシュ/体育や部活の基礎トレーニング/通学と兼用の1足

別の靴がいい使い方:短距離のレースや記録会(スパイク)/長い距離を走る練習(クッションの厚い靴)

「短い距離をゆっくり走るジョグに使えるか」という意味でも、答えは「使える」です。ソールが硬めという声があるので、10kmを超える距離を毎日走るなら、クッションの厚い靴と履き分けてください。

各パーツの構造

ミッドソール

DynaSoft Flash v7 ミッドソール
DynaSoft Flash v7 のミッドソール(画像:ニューバランス公式サイトより)

ミッドソールは、ニューバランスのクッション材「DynaSoft」。公式は「反応性の高いパフォーマンスと快適性」「弾力性と耐久性に優れる」と説明し、アウトレットの表記ではクッション性は「Soft」です。一方で実際に履いた人からは「靴底が少し硬め」という声が複数あります。厚さが20mm以下(公式)と薄いため、柔らかさを感じる前に地面に届く、と考えると両方の声に合います。

アッパー

DynaSoft Flash v7 アッパー
DynaSoft Flash v7 のアッパー(画像:ニューバランス公式サイトより)

アッパーは通気性の高いメッシュで、縫い合わせのない「ノーソーオーバーレイ」で形を支えています。縫い目が少ないぶん足当たりがすっきりしていて、「軽く足を包む感じで、変に当たるところがない」という声があります。メッシュなので、雨の日は不安という声も出ています。

アウトソール

DynaSoft Flash v7 アウトソール
DynaSoft Flash v7 のアウトソール(画像:ニューバランス公式サイトより)

アウトソールは、つま先からかかとまでを覆うフルレングスのラバーです。ニューバランスは「前後左右のグリップ性に優れる」としていて、部活でのダッシュや切り返しも想定した作りです。「地面をしっかりつかんで滑らない」という声がある一方、雨の日に滑ったかどうかを確かめた報告はまだ見当たりません。

RUNTOKU / 軽量デイリー・部活兼用

New Balance DynaSoft Flash v7
New Balance

DynaSoft Flash v7

軽量デイリー・部活兼用
02/03

買う前に知っておきたいこと

サイズ感・実際の使用感・耐久性と、寿命を伸ばす履き分けの考え方です。

サイズ感はどう?

先に結論を言うと、いつものサイズが基準です。ただしメンズは幅D(やや細め)だけの展開なので、幅広の人は0.5cm上も試してください。

いつものサイズが基準。幅はやや細め

  • 足幅(ワイズ):メンズはD、ウィメンズはB。「幅がDなのを見逃して少しきつい」という声があり、幅広の人は注意が必要です。
  • 甲の高さ:甲がきついという報告は見当たりません。「軽く足を包む感じで、変に当たるところがない」という声があります。
  • 他のモデルとの比較:「ニューバランスは全般でこのサイズで合っている」という人が、いつもどおりのサイズを選んでいます。他のニューバランスと同じサイズで考えてよさそうです。
  • 特記事項:0.5cm上げた人は「ちょうど」と「少し大きい」に分かれます。迷ったら、いつものサイズと0.5cm上を履き比べてください。

実際に履いた人のサイズの報告

国内の口コミを並べると、「いつものサイズでちょうど」という声が一番多い結果です。0.5cm上げた人は「ちょうど」と「少し大きい」に分かれました。幅が「少しきつい」という声は、メンズが幅D(やや細め)の展開であることと合っています。

いつもどおり普段26cmで26.0cm、普段27cmで27.0cmなど「ちょうどよい」が多数。「ニューバランスは全般でこのサイズ」という人も
0.5cm上げた普段26.5cmで27.0cmは「少し大きく、普段のサイズでOK」。一方で「ワンサイズ上でちょうどいい」「普段より少し大きめでちょうど良かった」という人もいる
幅「D(やや幅狭)を見逃していて少しきつい。普段、幅が普通以上の靴を履いている人は注意」(50代男性・26.0cm)
部活用(10代)普段25.5cmで26.0cmを購入、「気持ち大きめ」

足幅が普通〜細めなら、いつものサイズで選んでかまいません。幅広の人や、2E・4Eの靴をふだん履いている人は、0.5cm上と履き比べてください。成長期の部活用に少し大きめを選ぶ場合は、かかとが浮かないかを確かめると安心です。

実際に履いたランナーの声

国内の口コミを見ると、軽さと履きやすさ、価格の安さを評価する声が多い一方、靴底が硬めでクッションは物足りない、幅がややきつい、雨の日は不安という声も見られました。

軽いので足の負担もあまりない。通学にも運動にも使えて、コスパも良い

#20代男性#通学用

子どもの陸上でドリルをするのに最適

#子どもの陸上用

カカト部がしっかり安定する。ソールが適度な薄さで、地面をしっかりつかんで滑らないので安心

#70代男性#普段使い

一方で、次のような気になる声もありました。

靴底が少し硬めなため、走るときのクッション性はあまり高くない

#30代男性

幅がD(やや幅狭)なのを見逃していて、少しきつく感じる

#50代男性#普段使い

軽くて歩きやすく生地も丈夫そうだが、雨の日はNGかも

#ウォーキング用

耐久性は?全面ラバーで減りに強い作り

フラッシュv7の耐久性は、ソールの減りには強い作りです。アウトソールはつま先からかかとまでラバーで、ニューバランスは部活動や毎日の使用を想定しています。ただし、何km走ったかを書いた報告はまだ見当たりません。

全面ラバーで減りに強い。距離の報告はまだ無い

早くヘタる平均的長く使える
  • アウトソールはフルレングスのラバー。ソール裏の全体がゴムなので、地面と擦れる部分が削れにくい。
  • ミッドソールのDynaSoftは、ニューバランスが「弾力性と耐久性に優れる」とする素材。
  • クッションが薄いぶん、長い距離を毎日走ると脚への負担は大きくなる。距離を伸ばすなら、靴の傷みより先に脚への負担に気をつけたい。

実際に使った人の報告:距離の報告はまだ無い

フラッシュv7は、何km走ったかを書いた報告が見当たりません。そのため、寿命を「◯km」と言い切ることはできません。いまわかるのは、ニューバランス自身が「部活動やデイリーユースに対応する耐久性」をうたっていることと、使っている人の声です。

公式の説明アウトソールはつま先からかかとまでラバー(フルレングス)。部活動や毎日の使用に対応する耐久性
2足を使い分けダッシュ用と、ウォーキング・日常用に1足ずつ(60歳以上の男性)
買い直し「痛んできたらもう一度購入したい」「破れたらまた買う」と、リピートを考えている声が複数
アッパー「生地も丈夫そう」という使い始めの印象。破れたという報告はまだ見当たらない

ソール裏の全体がラバーなので、裏が削れて減っていく心配は少ない作りです。交換の目安は、ソールの溝が消えてきたときか、着地のときに硬さや痛みを感じるようになったときにしてください。距離を走った報告が出たら、この表に追記します。

履き分けの重要性

フラッシュv7は、部活のドリルやダッシュ、通学、短いジョグを受け持つシューズです。走る距離やペースが上がってきたら、同じニューバランスの現行モデルを足すと役割がはっきりします。

履き分けの4つのメリット。1つ目、シューズの寿命を延ばす:1足に負担を集中させず、複数のシューズを使い分けることでそれぞれを長く使いやすくなります。2つ目、練習内容に合わせられる:ジョグ・テンポ走・ロング走など、目的に合わせてシューズの特性を変えられます。3つ目、足への刺激を変えられる:クッション性や反発性の異なるシューズを使うことで、毎回同じ刺激になりにくいのもメリットです。4つ目、シューズを選ぶ楽しさ:「今日はこのシューズで走ろう」と選ぶ楽しさも、ランニングを続けるモチベーションになります。

JOG / DRILL

短いジョグ〜部活・通学の日

New Balance DynaSoft Flash v7

薄めのソールと約240gの軽さで、ドリルやダッシュ、短いジョグ、通学までこなせます。

LONG / DAILY

距離を伸ばす日

New Balance Fresh Foam X 880 v15

ヒール40.5mmの厚いクッションで、フラッシュv7では脚にこたえる10km超の練習を受け持てます。16,940円の定番デイリートレーナーです。

SPEED / TEMPO

ペースを上げる日

New Balance FuelCell Rebel v5

223g(公式)と軽く、反発のあるFuelCellで、ペース走やテンポ走を受け持てます。

03/03

他の選択肢と比べてみる

練習メニュー別の相性と、ライバル2足との違いから最終判断します。

どんな練習に向いている?

結論から言うと、フラッシュv7が最も活きるのは、短いジョグと、部活のドリル・ダッシュ・補強です。長い距離の練習やレースには向きません。

◯ リカバリー・LSD

短い回復ジョグには十分。長いLSDはクッションが薄く感じます。

◎ デイリージョグ

軽く、地面の感覚がつかみやすい。5〜10kmほどのジョグ向き。

△ ペース走・テンポ走

反発で押し出すタイプではなく、ペースの維持は脚力しだい。

◯ スピード・インターバル

部活のドリルやダッシュなら軽さが活きる。本格的なインターバルは物足りない。

△ レース本番

5kmほどの大会を楽しむ程度なら可。短距離はスパイク、ハーフ以上は別の靴を。

ライバルシューズとの比較

同じ用途で比較されやすい2足と並べてみます。

DynaSoft Flash v7と比較したいシューズを選ぶ

ASICS HYPER SPEED 6 との違い

HYPER SPEED 6は、アシックスの12,100円の軽量シューズです。重さは220g(公式)で、フラッシュv7の約240gより軽く、ソールはかかと32mmとフラッシュv7より厚めです。前足部の外側にグリップの強いASICSGRIPを使っていて、ペースを上げる練習にも対応します。フラッシュv7は2,200円安く、全面ラバーで部活や通学の毎日使いを想定した作りです。ペースを上げる練習まで1足でこなしたいならHYPER SPEED 6、部活・通学・短いジョグを安く兼ねたいならフラッシュv7です。

adidas Adizero Duramo Speed 2 との違い

Adizero Duramo Speed 2は、同じ9,900円のアディダスの入門トレーニングシューズです。重さは27cmで262g、ソールはかかと32mmと、フラッシュv7より重く厚めです。国内のレビューでは、ミッドソールは硬めで沈み込みが少なく、かかとのホールドが甘いとされ、10kmほどまでのジョグ向きと評価されています。フラッシュv7のほうが軽く、ソールが薄いぶん地面の感覚がつかみやすい作りです。厚みのあるソールで脚を守りたいならDuramo Speed 2、軽さと足さばきを取るならフラッシュv7です。

よくある質問

Qレディースのサイズ展開と重さは?

Aウィメンズは22.5〜25.5cm、幅はB(細め)の展開で、重さは公式で約190gです(基準サイズの記載なし。販売店の表記では24.0cmで190g)。価格はメンズと同じ9,900円です。幅が気になる女性は、幅Dのメンズの25.0cmを試すのも手です。

Q前作のv6とは何が違いますか?

Aニューバランスの公式には、v6との違いを説明したページが見当たりません。2026年10月時点で公式通販で買えるのはv7だけです。この記事のサイズや使い方の内容は、v7を前提にしています。

Q雨の日でも使えますか?

Aアウトソールは全面ラバーで、公式は「前後左右のグリップ性に優れる」としています。ただ、雨の日に滑ったかどうかを確かめた報告はまだ見当たらず、「雨の日はNGかも」という声があります。アッパーは通気性の高いメッシュなので、水は染みやすいと考えてください。

Qランニング初心者がフルマラソンにも使えますか?

Aおすすめしません。ソールが薄く硬めで、長い距離ではクッションが足りなくなりやすいからです。走り始めの5〜10kmのジョグなら十分使えます。フルマラソンを目指すなら、Fresh Foam X 880 v15のようなクッションの厚い靴を足してください。

Q通学や普段履きにも使えますか?

A使えます。口コミでも、通学用、職場用、毎日のウォーキング用に履いている声が多く見られます。軽くて履きやすいという評価がそろっていて、走る日と普段の日を1足で済ませたい人に向いています。

まとめ

ダイナソフト フラッシュ v7は、公式で「20mm以下の薄底」、ドロップ6mm、約240gの軽いランニングシューズです。部活のドリルやダッシュ、通学、短いジョグを、9,900円の1足でこなせます。サイズはいつもどおりが基準で、メンズは幅Dなので幅広の人は0.5cm上も試してください。

一方で、ソールが薄く硬めで、長い距離の練習やレースには向きません。短距離のレースや記録会はスパイクを使ってください。走る距離が伸びたらFresh Foam X 880 v15、ペースを上げる日はFuelCell Rebel v5を組み合わせると、役割がはっきりします。

RUNTOKU / 軽量デイリー・部活兼用

New Balance DynaSoft Flash v7
New Balance

DynaSoft Flash v7

軽量デイリー・部活兼用
この記事を書いた人
じぇーぱぱ

[プロフィール]

  • ラントク運営 じぇーぱぱ
  • 中学、高校時代は100mを専門に活動
  • 現在は週2回の練習で、12月のハーフ120分を目指して再スタート中

この靴を履いている方は、Xで教えてください。

もくじ