EVO SLは軽さ、快適さ、汎用性、お得感を兼ね備えた「万能ランニングシューズ」
高級ハイエンドモデルEVO1と同じ素材を多く用いていることからのアディダスの本気度を感じる1足
多くのランナーからの支持が厚く「履けば分かるとりあえず走ってみて」というランナーが非常に多い。
品切れが続いているので自身のサイズに在庫がある場合、迷っている暇はありません。
アディダスEVOSLについて
スペック詳細やオススメランナーまたSL2やペガサスプラスなどの比較を交えながら発信していきます
さらに他ランナーさんの意見も多く取り上げてありますので参考になると思いますので最後までお読みください
- 軽量で反応性が高く、日常のトレーニングからレースまで幅広く使用可能
- 重量は27cmで約224g。フルレングスのLightstrike Proミッドソール
- ヒールは38.5mmドロップ6.5mm(公式情報)
- ハイエンドレースシューズ並みの技術を使っているのに低価格
おすすめランナーは
- テンポ走からハーフまでの距離のシューズを探している
- 速いペースのジョグをやファルトレクを日常的に行う
- カーボンプレートが苦手なランナー
- フルマラソンで使用する場合クッション性が足りない可能性あり

[プロフィール]
- ラントク運営 じぇーぱぱ
- フルマラソンサブ3.5目標
- ファンランナー目線でランニングについて記事を書いています
- 今回はXでランナーさんにコメントや写真提供していただき作成しております

アディダス EVOSL レビュー
- スペック
- 走った感想
- 前作との違い
- アディダスSL2、ナイキペガサスプラスとの違い
- サイズ感、耐久性
- オススメランナー
- 他のランナーの口コミメリットデメリット
- まとめ
まずは自分のサイズがあるか確認

アディダス EVOSL 基本スペック

ソール | フルレングス Lightstrike Pro |
---|---|
本体重量 | 224 g (サイズ:27.0cm)公式 |
サイズ | 24.5~31.0cm(メンズ) 22.0~28.0cm(レディース) |
ヒールの厚み | 38.5cm |
ドロップ | 6.5cm |
価格 | 19,800円 |
アディダス EVOSL性能とサイズ感

アディダス EVO SLは、軽量で高性能なランニングシューズとして設計されており、トレーニングからレースまで幅広いシーンで活躍します。
EVO SLは軽さ、快適さ、汎用性、お得感を兼ね備えた「万能ランニングシューズ」
フルレングスのLightstrike Pro

アディダス EVO SLのミッドソールには、フルレングスのLightstrike Proフォームを採用。
この素材は、アディダスのハイエンドモデルであるAdios Pro Evo 1などのトップレースシューズでも使用される高性能フォームで、軽量性と卓越したエネルギー返還性能が特徴です。
スタックハイトはヒール38.5mm、フォアフット32mm、ドロップ6.5mmという設計で、長距離でのクッション性とスピード走行時の推進力を両立。
EVO SLは全面にLightstrike Proを搭載し、ハイエンド技術を体験することができます
アッパーにはエンジニアードメッシュ素材

エンジニアードメッシュは、アディダス EVO SLのアッパーに採用された先進的な素材で、部位ごとに最適化された編み方により、軽量性、通気性、サポート性、耐久性を高次元で作られています。
一部のランナーからは「フィットがタイト」「レースが短い」との声もありますが、耐久性とサポート感を備え、日常のトレーニングからレースまで対応可能。
高速走行時の安定性には若干の課題が指摘されるものの、全体として快適さと実用性のバランスが取れています。
アウトソールはコンチネンタルラバーとクリアラバー

アディダス EVO SLのアウトソールは、前足部にコンチネンタルラバー、かかと部にクリアラバーを組み合わせた軽量かつ機能的な設計で、舗装路でのスピードと快適さを追求しています。
コンチネンタルラバーは、タイヤメーカーとして有名なコンチネンタル社とのコラボレーションで開発された高品質なラバー素材で、優れたグリップ力と耐摩耗性が特徴です。
サイズ感は普段と同じでOK
サイズ感についてはXやウェブサイトなどで多くのランナーの評価をチェックしました
結論はEVO SLのサイズ感は「基本的には普段のadidasサイズでOK」と感じるランナーが多いものの、足の幅や好みで微妙な違いが出る
特に、EVO SLのアッパーがタイトめに設計されているため、足幅が広い場合は注意が必要
Adios Pro 3やBoston 12で25.0cmがぴったりなら、まずは25.0cmを試し、タイトさやトウボックスの余裕が気になる場合は25.5cmを検討するのが賢明です。ランナーの意見は個人差が大きいので、試着できる環境ならぜひ足を入れて確かめてみてください!
しかし、一番は実際に履いてみるのが一番確実です
大型店やSTEPなどには置いてあると思いますので心配な方は一度試し履きしてからの購入をおすすめします
近くに実店舗がない方やいけない方は
Amazonの無料試着サービス「Prime Try Before You Buy」を使って自宅で試し履きしてみよう
もし、あなたがprime会員ならば無料で試し履きすることができます

アディダスEVOSL 走った感想まとめ
ここでは色々なランナーさんの意見をまとめさせていただきました。
- 初心者から上級者まで幅広く対応可能。特に中級~上級者がEVO SLの軽さと反発力を最大限に活かせる。
- 軽量でスムーズ、クッションと反発のバランスが良く、長距離でも快適。ただし、アッパーのタイトさやタンの短さが一部で不評。
- ジョグ、ロングラン、テンポラン、(5K~ハーフ)に最適。フルマラソンでは安定性の観点から他の選択肢を推奨する声も。

自然にペースが上がる
adidas EVO SLは、軽量性(約224g)とLightstrike Proミッドソールの反発力で「自然にペースが上がる」とランナーから好評。
- 意識しなくても楽にペースが上がった。
- 25kmランで最後まで楽に維持できた。
- 蹴り出しがスムーズで、意図せず速くなる。
ただし、高速時の安定性に課題を感じる声も。
ペースをコントロールしたい場合はフォームに意識を向けるのが賢明です。
クッションはしっかりあるが丁度良い
アディダス EVO SLのクッション性は、「ふかふかだが丁度いい」と多くのランナーが評価しています。
フルレングスのLightstrike Proミッドソール(ヒール38.5mm、ドロップ6.5mm)が柔らかさと反発力を両立し、快適さと推進力のバランスが絶妙
- ふかふかな感触が走りをサポートすると実感。
- 15km走で脚が軽く、クッションが疲れを軽減
- 軽量でクッション性が高く、硬すぎず柔らかすぎず
- ただし、「フルマラソン後半は薄く感じる」との声もあり
Continentalラバーでグリップ力が高い
タイヤメーカーContinentalの技術が使用されていることもありかなり優れています。
- ドライな舗装路ではグリップがしっかり効く。スピード上げても安心
- 15km走で3:50/kmペースでも滑らず、蹴り出しがスムーズ
- Continentalラバーが薄くても十分なグリップで快適
- 雨天では限界があるとの指摘も。
雨の場合は多くのシューズが滑ります。
格別Continentalラバーが滑りやすいという訳でもないです。
アディダス EVOSL 耐久性
耐久性については実際に450km走った写真も参考にまとめています

総合的な目安としては約400~600kmが現実的な寿命。アウトソールの摩耗とミッドソールの圧縮が同時期に
顕著になり、性能が落ちるタイミングがこのあたり。
- ミッドソールは500km
- アッパーは500~600km
- アウトソールは400~500km
平均してこのあたりで寿命を感じるランナーが多いようです
実際に450km走った写真でもアッパー部に摩耗や
アウトソールの消耗も見受けられます


実際の走りではまだまだ走れる感覚はあるので継続して使用を続けるが長くても600kmが限界かなと感じています。
履き分けが重要
履き分けが重要な理由は主に4つ
- 耐久性の延長
- 足への負担軽減と怪我予防
- トレーニング強度の調整
- 多様な筋肉強化
ここで詳しく記述すると長くなるのでどこかでしっかりとまとめたいと思います
簡単に言うと
耐久性の延長
EVO SLの耐久性は約400~500kmとされており、毎日同じシューズを使うとミッドソール(Lightstrike Pro)の圧縮やアウトソールの摩耗が早まります。
別のシューズと交互に使うことで、使用頻度が減り、各シューズの寿命が延びます
足への負担軽減とケガ予防
同じシューズばかりだと足の同じ部分に負荷が集中し、筋肉や関節の疲労が蓄積。
他のシューズで動きを変化させるとバランスが取れます。
トレーニング強度の調整
シューズごとに特性が異なるため、トレーニングメニューや目的に合わせて使い分けることで効率が上がります。
テンポはEVO SL、マラソン練習は厚底で使い分ける。
多様な筋肉強化
異なるドロップやクッションのシューズを使うことで、走り方のバリエーションが増え、筋力や柔軟性が向上。
EVO SLと高ドロップのシューズを混ぜると、脚の使い方が広がる。
おすすめの履き分けシューズ
- easyジョグや普段のジョグにナイキペガサス41やアシックスゲルニンバス27
- ロング走にボストン12
- レースシューズにアディオスプロ4
このあたりとの履き分けがドロップ差のメリハリや、同じメーカー通しの親和性を考えるとおすすめです。
アディダスEVOSL SL2 ペガサスプラスとの比較
![]() EVOSL | ![]() SL2 | ![]() ペガサスプラス | |
---|---|---|---|
重さ | 224g | 240g | 240g |
ソール | Lightstrike Pro | Lightstrike Lightstrike Pro | ZoomX |
厚み | 38.5mm | 36mm | 35mm |
DROP | 6.5mm | 10mm | 10mm |
価格 | 20,900円 | 14,300 | 22,200円 |
amazon公式 | クリック | クリック | 取り扱いなし |
- EVO SL:軽さと反発力を活かし、スピードトレーニングや中距離レースを目指すランナーに。
SL2より柔らかく快適で、自然なペースアップが魅力。 - SL2: 予算を抑えつつ、硬めの反応性で短~中距離の速いランを楽しみたいランナーに。EVO SLほどではないが軽快さは健在。
- Pegasus Plus: 長距離の快適さと耐久性を重視するランナーに。柔らかさでEVO SLやSL2と差別化。
3シューズともそれぞれに良さがあり自分との相性によってシューズを選ぶことができます
以下ではXのポストなどを参考に3つのシューズの特徴を深堀りしていきます
EVOSL

軽量性と反発力
- 224gと最軽量。フルレングスLightstrike Proで高い反発力。「自然にペースが上がる」
- 「10km走でも脚が軽快で跳ねる感覚」。スピードトレーニングに最適。
クッション性と快適さ
- ヒール38.5mmで「ふかふかだが丁度いい」。アッパーがタイトで幅広には窮屈。
- 「15km走で疲れにくいクッション」。中距離までの快適さが強み。
耐久性とグリップ力
- 400~500kmで摩耗。
- Continentalラバーで「舗装路でしっかり効く」
SL2

軽量性と反発力
- 240gで軽いがEVO SLに劣る。Lightstrike+部分Lightstrike Proで「硬めで反応性良い」。
- 「16km帰宅ランで軽くてペースが上がる」。推進力が魅力。
クッション性と快適さ
- スタック36mmで接地感あり。「長距離だと硬い」。中足部が狭くフィットに難あり。
- 「硬さが慣れると快適だが長時間は厳しい」
耐久性とグリップ力
- 耐久性は600~800km。予算重視なら最適。
- 非Continentalラバーで「濡れた路面で滑る」
ナイキペガサスプラス

軽量性と反発力
- 240gでSL2並。ZoomXで「柔らかく弾む」EVO SLほどではないがかなり推進力あり。
- 推進力が自然なストライドを助ける」。日常的なランニングでの軽快さも好評。
クッション性と快適さ
- スタック36mmで「長距離でも快適」。高ドロップ10mmでヒールストライクに優しい。
- 「通気性が良く蒸れにくい」。柔らかさが長時間の疲労を軽減
耐久性とグリップ力
- 500km以上と長持ち。耐久性でEVOSLを上回る。
- 「アウトソールが頑丈で信頼できる」。雨天でも安心して使える。
オススメランナー
- テンポ走からハーフまでの距離のシューズを探している
- 速いペースのジョグをやファルトレクを日常的に行う
- フルマラソンで使用する場合クッション性が足りない可能性あり
adidas Adizero EVO SLは、軽量性とスピードを求めるランナーに最適で、特にテンポランを楽しみたい人、短~中距離レースで力を発揮したい人、初心者から上級者まで自然にペースを上げたいランナーにおすすめです。
224gの軽さとフルレングスのLightstrike Proミッドソールが優れた反発力を提供し、脚への負担を軽減しながら推進力を高めます。走っていて「自然にペースが上がる」感覚が魅力です。
中強度ペースでの反応性が抜群で、初心者のジョグから上級者のスピードセッションまで対応する、まさに多用途なシューズです。
幅広いランナーの口コミ メリットデメリット

ランナーさんの口コミを調べて以下にメリット、デメリットでまとめました
メリット
- 軽量性と反発力
- クッション性のバランス
- コストパフォーマンス
メリットでは軽量性と反発力でスピードを、クッションで快適さを、価格以上の機能性を実感
軽量性と反発力
- 「10kmでも脚が軽快で跳ねる感覚」 スピードトレーニングに最適。
- 「25kmで4’26″/kmが楽に維持できた」上級者の高ペースでも対応。
- 「蹴り出しがスムーズでストライドが伸びる」自然な推進力が魅力。
クッション性のバランス
- ヒールの厚みが38.5mmで「ふかふかだが丁度いい」。
- 「21km走で疲れにくいクッション」。中距離での快適さが強み。
- 「ミッドソールが素晴らしい、ペース変化にも対応しやすい」。多用途性が高い。
コストパフォーマンス
- 20000円を切る価格でハイエンド技術(Lightstrike Pro)を搭載。「この価格で反発力はお得」
- 「ハイエンド並みの技術が手頃に」
- 「レースシューズ並みの性能を日常的に使用できるのは感激」
デメリット
- 耐久性の短さ
- 高速時の安定性不足
- アッパーのタイトさと雨天グリップ
デメリットでは耐久性の短さで長持ちせず、ノンカーボンなので高速時の安定性に限界あり。
アッパーのタイトさと雨天グリップで環境に左右される。
耐久性の短さ
- 約400~600kmで寿命。思ったより早く感じる。
- 「500kmで限界、長距離ランナーには物足りない」
- 「アウトソールが薄く400kmでグリップ低下」
もう少し耐久性は高い気がしますが消耗は速いです
高速時の安定性不足
- 「軽量化優先で安定性が犠牲に」
- 「ノンカーボンの限界は感じる、履き分けは必須」
- 「ポイント練習より高速ジョグ用に近い」
アッパーがタイト
- 「タイトで幅広だと窮屈」。足型に合わない場合あり。
- 「シューレースが短く調整が面倒」。履き心地に影響する不満も。
まとめ
- 軽量で反応性が高く、日常のトレーニングからレースまで幅広く使用可能
- 重量は27cmで約224g。フルレングスのLightstrike Proミッドソール
- ヒールは38.5mmドロップ6.5mm(公式情報)
- ハイエンドレースシューズ並みの技術を使っているのに低価格
おすすめランナーは
- テンポ走からハーフまでの距離のシューズを探している
- 速いペースのジョグをやファルトレクを日常的に行う
- カーボンプレートが苦手なランナー
- フルマラソンで使用する場合クッション性が足りない可能性あり



