重さやサイズ感は?
初心者にもおすすめ?
他のシューズとの比較などもしながら
レビューさせていただきます
どうもポールです
私は現在は
- ナイキ ペガサス40 ペガサス41 ストリークフライ ヴェイパーフライ2,3
- adidas アディゼロSL2
前作は持っていないのでアディゼロSL2が初めてになります
最近のジョグはペガサス41とアディゼロSL2を履き分ける事が多いです
耐久性、サイズ感など解説していきます。
また、アディゼロSL2、ボストン12、ペガサス41、ペガサスプラスとのスペック比較も記載しています
- 厚底ジョグシューズの中では軽量な232g(27cm)
- ミッドソールは上位モデルと同じくLIGHTSTRIKEPRO
- 厚底ノンカーボンでスピード練習ができる
- ジョグシューズにも軽さを求めるランナーにおすすめ
厚底ジョグシューズでありながら軽量
更にノンカーボンということで足に優しい
少し早めのジョグから、閾値走やインターバルにも対応していくれます
[プロフィール]
- ラントクメンバー【ポール】
- フルマラソンサブ3をめざして日々ランニング中
- ハーフマラソンBest 1:22:51
- ぼっちランで隙間時間に走っています
- サブ3を目指すランナー視点で記事を執筆
- アディゼロSL2スペックやサイズ感
- 走った感想、耐久性
- 他シューズ比較
- 履き分けの重要性
アディゼロSL2は特化型ジョグシューズのイメージです
日々のジョグの履き訳にも効果的
アディゼロSL2基本スペック
ミッドソール | LIGHTSTRIKE 2.0、LIGHTSTRIKE PRO |
---|---|
本体重量 | 232g(サイズ:27cm) |
サイズ | 24.5~30.0cm(メンズ)、22.0~26.0cm(レディース)ワイドモデルあり |
アッパー | エンジニアードモノメッシュ |
厚み | 36cm |
ドロップ | 10cm |
価格 | 14,300円 |
アディゼロSL2性能とサイズ感
厚底ジョグシューズなのに軽い
アディゼロSL2の重さは232gしかありません
比較として
- asics ノヴァブラスト4 260g
- HOKAONEONE クリフトン9 250g
- アディダス アディゼロボストン12 270g
- ナイキ ペガサス41 297g
- プーマ VELOCITY NITRO 3 260g
- ナイキ ペガサスプラス 245g
ノンカーボンの厚底シューズの中ではかなり軽量な部類に入ると思います
※ボストン12にはグラスファイバーが入っています
ミッドソールには LIGHTSTRIKE PROを搭載
ミッドソールには、軽量でありながらクッション性と反発性に優れた「LIGHTSTRIKE PRO」を採用
前作では前足部にのみ搭載されていたこの素材が、今回のモデルではフルレングスで使用されています
さらに、ミッドソールの安定性を高めるために、アディダス独自の「LIGHTSTRIKE 2.0」でしっかりとサポート
これにより、着地時の安定感が向上し、スムーズに前方へ重心を移動させることが可能となりました。
LIGHTSTRIKE PROはアディダスの高級レースシューズ「アディオス プロ エヴォ 1」にも採用されている
アディダスの代表的なミッドソールになります
LIGHTSTRIKE PROを14,500円のジョグシューズに採用していることからもアディダスの本気が分かります
アウトソールはアディウェア ラバー
アウトソールはアディウェア ラバー
前作はコンチネンタルラバーを使用していました
雨の日でも滑ることは少なく、どんな路面にも対応できます
アウトソール+ミッドソールの影響だと思いますが接地感はやや硬めです
耐久性に関してまだ100km程なので走りこまないと分かりません
※後日、消耗が激しくなったら追記させていただきます
サイズ感は普段と同じでOK
- ナイキ ペガサス40 ペガサス41 ストリークフライ ヴェイパーフライ2,3
- adidas アディゼロSL2
基本的にすべて同じサイズで履いていますが問題ありません
アディゼロSL2は若干小さめとのレビューや感想もありますので気になる方はワイドモデルがおすすめです
上の画像を参考に自分が何型か知っておくことをおすすめします
私はギリシャ型でしたが、日本人の多くはエジプト型のようです
しかし、一番は実際に履いてみるのが一番確実です
大型店やSTEPなどには置いてあると思いますので心配な方は一度試し履きしてからの購入をおすすめします
近くに実店舗がない方やいけない方は
Amazonの無料試着サービス「Prime Try Before You Buy」を使って自宅で試し履きしてみよう
もし、あなたがprime会員ならば無料で試し履きすることができます
アディゼロSL2 他シューズとの比較
アディゼロSL2 | ペガサス41 | ペガサスプラス | ボストン12 | |
---|---|---|---|---|
重さ | 232g | 297g | 245g | 270g |
ソール | LIGHTSTRIKE 2.0 LIGHTSTRIKE PRO | ReactXフォーム | ZoomXフォーム | LIGHTSTRIKE 2.0 LIGHTSTRIKE PRO |
厚み | 36mm | 37mm | 後日確認 | 39.5mm |
DROP | 10mm | 10mm | 10mm | 8.5mm |
価格 | 14,500円 | 16,500 | 19,800円 | 18,700円 |
runtoku.com レビュー | あり | あり | なし | あり |
スペックを比較するとアディゼロSL2の高い性能が分かると思います
ボストン12に関しては グラスファイバー製のENERGY RODS 2.0が入っていますので
高反発、高い推進力を得ることができます
比較するならペガサスプラス
色々なサイトでペガサス41やボストン12との比較がされていますが
2024,8月に発売されたペガサスプラスとの比較が正しいように感じます
ペガサス41はReactXを採用し、クッショニングを意識した作りになっているので
スピード練習向けではありません
ボストン12はグラスファイバーが入っているので助力を受けることができます
ジョグなどで使わず、距離走やポイント練習などがおすすめ
ペガサスプラスは助力機能がなく、ミッドソールもヴェイパーフライなどと同じZoomX
アディゼロSL2もEVO 1 で使われるLIGHTSTRIKE PROを採用しており似たよう作りになっています
私自身、ペガサスプラス未着用のため詳しい情報はお届けできませんが
レースシューズがナイキなのか、アディダスなのかによって判断しても良いかもしれません
ペガサスプラスを購入した際は詳しくレビューします
アディゼロSL2 走った感想とサイズ感
私は普段メインのジョグにペガサス41を使用しています
速めのジョグや閾値走、インターバルなどタイム設定して、速いペースで行う練習でアディゼロSL2を着用しています
軽量で走りやすい
履けばわかると思いますがジョグシューズなのに軽いです
軽さ+LIGHTSTRIKE PROのおかげでスピードは楽に出すことが出来ます
閾値走やインターバルの練習では他のジョグシューズより楽にメニュー達成できる
ジョグシューズにも軽さを求めるランナーさんには1足は持っておくべき
ライバルフライ3系の薄底ジョグシューズとの履き分けにも最適
ソールは固め
軽量である分、ペガサスやノヴァブラストなどと比べるとソールは固め
私の体感ですが長い距離を走るときの疲労や脚の消耗は大きかったです
走っていると慣れてくるかもしれませんが私はペガサス41をロング走で使っています
普段のジョグから使用されているランナーさんも多くいますの完全に好みだと思います
ロッカー構造ではない
アディゼロSL2はロッカー構造を採用していないので踏み込みながら走ることができます
以前ノヴァブラスト3を履いたことがありますが、走り方が全く別な気がしました
私は自分の足でしっかり踏み込んで、跳ね返りを感じながら走ることが好きなので
アディゼロSL2の方が合っています
ペガサス41も同じタイプです
ランナーさんによって好みがあると思うので好きな方を選択して走りましょう
ロッカー構造とはシューズ前足部が大きく反りあがっており前方へ進むのを促す形状のこと
ころんと前に押し出して進むことが出来るので楽に足が前に出ます
ノヴァブラスト4やクリフトン9など 写真はマジックスピード2
ジョグシューズも履き分けは必要?
スピード練習用やレース用のシューズを履き分けているランナーは多くいます
しかし、ジョグは1種類のシューズのみを使用しているランナーが多いのではないでしょうか?
色々試して気に入ったのでそればかり履いている、新しいシューズを買うのは履き潰してからなど
理由は人それぞれだと思います。
私自身も初めは同じシューズばかり履いていましたが
月200~250キロのランニング中で更に早くなる方法を考えたとき、ジョグシューズの履き分けは
効率良く強くなるためには必須だと考えました
履き分ける事で故障を防ぎ、筋肉を鍛え、寿命も延びる
主な理由は4つ
- 故障のリスクを減らす
- 筋肉を満遍なく鍛える
- シューズ寿命を延ばす
- シューズの履きやすさで自分のフォームが分かる
ジョグをする中でも距離やペースを変化させている方は多いと思います
これと同じで、シューズも履き分ける事で変化を生み出す必要があるのです
故障のリスクを減らす
同じシューズでばかり走っていると使う筋肉も偏ってしまいます
これは故障のリスクを大きくあげてしまうので要注意
更にEASYペースでのジョグなのに高反発のシューズを使ってしまいペースがあがり
練習効果が変わってしまう場合まであります
日常的に行うジョグだからこそシューズから気を使い疲労や怪我をしない事を考えましょう
筋肉を満遍なく鍛える
履き分ける事で筋肉も満遍なく鍛えることができます
ドロップが大きいシューズや反発が強いシューズ、安定感が高く重量の重いシューズなど
シューズによってテーマが違います
これらを履き分ける事で満遍なく筋肉を鍛えることができます
満遍なく鍛えることは必要なのかと疑問に思うかもしれませんが
フルマラソンの30kmの壁を打ち破るためには必須です
30km以降はフォームも崩れていつも通りの接地や脚の返しが難しくなる
そのときに履き分けて鍛えて筋肉が必要になるのです
シューズ寿命を延ばす
ナイキの公式HPにも記載せれていますが
シューズは使用後24~48時間休ませる必要があります
理由はミッドソールが潰れてから復元するまでに時間を要するため
同じシューズで走っているとミッドソールが潰れたままになり、寿命が早く来るとともに
ランニング効果も少なるので気を付けましょう
シューズの履きやすさで自分のフォームが分かる
アディゼロSL2を履いて感じた履き分けの更なる良さは、シューズの履きやすさで自分のフォームが分かる
反発の強さや安定性、軽さや接地位置などはシューズによって異なります
シューズを色々履くことで自分はどのシューズが好みか判断することができ
それはレース用のカーボンシューズを購入することにも繋がります
カーボンシューズは高価なため出来たら失敗したくないところ、、、
ジョグシューズで自分の走りの特徴を理解するのは重要です
まとめ
- 厚底ジョグシューズの中では軽量な232g(27cm)
- ミッドソールは上位モデルと同じくLIGHTSTRIKEPRO
- 厚底ノンカーボンでスピード練習ができる
- ジョグシューズにも軽さを求めるランナーにおすすめ
余談
最近は各社様々な厚底シューズを発売されていてどれを選べば良いか悩むと思います
私も悩んでいるランナーとして色々な記事や動画などを見るのですが
その中で為末大さんが厚底シューズを探求しているyoutubeを拝見しました
そこでは神野大地さんのトレーナーの方と対談していたのですが
興味深かった意見が厚底を履くために、最近のランナーは体重を増加しているということでした
しっかりと反発を受けるためには沈み込んで解放が必要
その為に筋肉量を増やし体重を増やしているそうです
逆に2月に行われた大阪マラソンで優勝した國學院大學の平林選手は体重が44kg
履いていたシューズは最近の厚底からすると薄いアディダス「タクミセン9」
なぜタクミセン9を履いて走ったかの
真意は分かりませんが厚底シューズより反発感はタクミセン9の方が高いです
誰かが履いているから良いではなく体重や筋肉量、フォームなどで大きくベストなシューズは変わります
自分あうシューズを探すのもまた面白い