ボメロプラスとボメロ18の違いは?サイズ感・重さ・普段履きも

出典: ナイキ公式サイト

ナイキの厚底クッションモデル「ボメロ プラス(Nike Vomero Plus)」。検索では、同じナイキのボメロ 18との違いが最もよく調べられています。先に答えると、ミッドソールがすべてZoomXになり、ボメロ 18より約33g軽く、よく弾むのがボメロ プラスです。サイズはいつものナイキと同じでOK。国内外の実際に履いた人の報告をもとに、重さが気になるか、普段履きに使えるか、ライバルとの比べ方までまとめます。

Review

かかと45mmの厚底を
すべてZoomXで仕上げたクッション重視のデイリートレーナー。

特におすすめなランナー

  • 脚を守りながら距離を踏みたい人
  • 厚底でも弾みが欲しい人
  • ボメロ18より軽い靴が欲しい人
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まずは結論とスペックから

このシューズがどんな一足なのか、評価と基本データを先に押さえます。

総合評価4.0

ゆっくり長く走る日の頼れる厚底

かかと45mmのZoomXが着地の衝撃を受け止め、弾みも返してくれる厚底。ジョグからロング走まで脚を守りながら走れます。約292g(28cm)と軽くはないので、速いインターバルやタイムを狙うレースには別の靴を合わせてください。

クッション性4.5

45mmのZoomXが深く沈み、衝撃をしっかり吸収

反発・推進力4.0

沈んだあとに弾む。ボメロ18より反発が強い

安定・サポート4.0

高いサイドの壁と広い底面で、厚底でもブレにくい

耐久・寿命4.0

240km前後でもへたりの報告なし

もくじ

Nike Vomero Plus 基本スペック

Vomero Plusは、かかと45mmの厚いミッドソールすべてにZoomXフォームを使った、クッション重視のデイリートレーナーです。日本では2025年8月14日に発売されました(ナイキメンバーは8月7日から先行)。ナイキはエネルギーリターンを約85%としています。

Nike Vomero Plus
Nike Vomero Plus(画像:Nike公式サイトより)
価格22,000円(税込)
重量(メンズ)約292g(メンズ28.0cm片足/公式)
ミッドソール ZoomXフォーム(フルレングス)
アッパーエンジニアードメッシュ(タン・履き口に厚いパッド)
スタック / ドロップヒール45mm / フォア35mm(ドロップ10mm)
アウトソール摩耗に強いラバー(ワッフル柄)

ボメロ18・ボメロ プレミアムとの違いは?どっちを選ぶ?

ボメロ プラスを調べる人が一番気にしているのが、同じナイキの「ボメロ 18」との違いです。先に答えると、ジョグの日もペースを少し上げる日も1足で回したいならボメロ プラス、ゆっくり走る日専用で価格を抑えたいならボメロ 18です。

3足ともかかとの厚いクッションモデルで、ドロップはどれも10mmです。違いはミッドソールの中身と重さにあります。重さはナイキ公式のメンズ28cmの表記で並べました。

ボメロ 18ボメロ プラスボメロ プレミアム
定価(税込)17,600円22,000円29,700円
重さ(28cm)約325g約292g約351g
かかとの厚さ約46mm45mm55mm
ミッドソールReactXの上にZoomXZoomXのみZoomX+Air Zoom 2つ

ボメロ 18は、ZoomXの下にReactXを敷いた2層構造です。ボメロ プラスは全体をZoomXにしたぶん、同じ28cmで約33g軽く、弾みも強くなりました。海外のレビューでも、ボメロ 18は「柔らかく包むが、ペースを上げると反応が鈍い」、ボメロ プラスは「弾みがあり、サイドの壁が高くて安定している」と比べられています。

ボメロ プラスが向く人:ジョグからペース走まで1足でこなしたい/厚底でも弾みが欲しい/少しでも軽いほうがいい

ボメロ 18で足りる人:疲れを抜くジョグ専用に使う/速い日は別の靴がある/価格を抑えたい

サイズは、ボメロ 18よりボメロ プラスのほうが「若干大きい」と感じた国内のレビュアーがいます。両方を比べるなら、同じサイズで履き比べてください。ボメロ プレミアムはかかと55mmのさらに厚いモデルで、約351gと3足で最も重くなります。

普段履き・ウォーキングにも使える?

使えます。クッションが厚く、長く歩いても足が疲れにくいという報告があります。月間300km前後を走る国内のランナーは、観光で1日20km以上歩いた日にボメロ プラスを履き、足への負担がかなり少なかったと書いています。

気をつけたいのは2点です。ひとつは蒸れで、海外のラボの計測では通気性が平均よりかなり低く、長時間歩くと「やや蒸れやすい」という声もあります。もうひとつは厚さで、凸凹の道では足首をひねらないよう注意が必要です。1か月履いた国内のランナーも、凸凹の道では気をつけていると書いています。夏場の長時間の街歩きよりも、ランニングを中心に「たまに普段履き」くらいが向いています。

各パーツの構造

ミッドソール

Vomero Plus ミッドソール
Vomero Plus のミッドソール(画像:Nike公式サイトより)

ミッドソールは、かかとからつま先まですべてZoomXフォームです。かかとの厚さは45mmで、ナイキによるとインヴィンシブル 3より4mm高く、エネルギーリターンは約85%。ボメロ 18のようにReactXを下に敷いていないぶん、軽く、沈んだあとによく弾みます。かかとから中足部はフォームの縁が高く立ち上がっていて、厚底でも足が横に流れにくい作りです。

アッパー

Vomero Plus アッパー
Vomero Plus のアッパー(画像:Nike公式サイトより)

アッパーは柔らかいエンジニアードメッシュ。タンと履き口には厚いパッドが入り、足を包むような履き心地です。そのぶん中の容量はやや小さめで、海外のラボの計測では通気性が平均よりかなり低く出ています。暑い時期は蒸れやすいと考えておいてください。

アウトソール

Vomero Plus アウトソール
Vomero Plus のアウトソール(画像:Nike公式サイトより)

アウトソールは、摩耗に強いラバーをワッフル柄で靴底の広い範囲に貼っています。海外のラボの摩耗テストでは削れが0.8mm、ゴムの厚さは2.9mmでした。ただ、ゴムが柔らかめで、減りにくさは最上位ではないという海外の評価もあります。

RUNTOKU / 極上クッション

Nike Vomero Plus
Nike

Vomero Plus

極上クッション
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買う前に知っておきたいこと

サイズ感・実際の使用感・耐久性と、寿命を伸ばす履き分けの考え方です。

サイズ感はどう?

先に結論を言うと、いつものナイキと同じサイズでOKです。長さについてはレビューがほぼそろっています。ただし足幅とつま先の感じ方は分かれるので、幅の広い人は0.5cm大きめも試してから選んでください。

いつものナイキと同じ。幅広の人は0.5cm大きめも試す

  • 足幅(ワイズ):「ナイキとしては標準的」という声と、「つま先周りが細め」という評価に分かれます。
  • 甲の高さ:タンのパッドが厚く、中の容量はやや小さめ。紐の締め方で調整できます。
  • ボメロ18との比較:ボメロ 18より若干大きく感じたという国内の報告があります。
  • 特記事項:日本の公式サイトではワイドモデルは見当たりません(2026年10月時点)。

実際に履いた人のサイズの報告

国内外の報告を並べると、長さは「いつものナイキと同じでOK」でそろっています。一方で、幅とつま先の感じ方は人によって分かれました。

長さ普段のナイキと同じサイズでぴったり、という報告がほとんど。ボメロ 18より若干大きく、0.5cm下げても履けたという人もいる
足幅「ナイキとしては標準的」「幅広の足にも合う」という声と、「つま先周りが細め」という海外のラボの評価に分かれる
つま先先に向かって細くなる形。つま先に余裕があったという国内の報告もある
甲・履き口タンと履き口のパッドが厚く、そのぶん中の容量はやや小さめ
ワイドナイキ公式の日本のサイトでは、ワイドモデルは見当たらない(2026年10月時点)

足幅が広い人や、LSDで足がむくみやすい人は0.5cm大きめを検討する、という国内のランナーもいます。幅が気になる人は、いつものサイズと0.5cm大きいサイズを店頭で履き比べてください。

実際に履いたランナーの声

国内外のランナーの声を見ると、厚いクッションと、厚底なのにブレにくい安定感を評価する声が多い一方、速いペースでの反応の遅さと、蒸れやすさを指摘する声も見られました。

クッションが一番の魅力。着地が安定していて、インヴィンシブル3で感じた不安定さが改善されている

#フルマラソン2時間33分

スペック上は重めだが、LSDやゆっくりしたジョグでは重さが気になるシューズではない

#月間300km前後

空気をパンパンに入れたバランスボールに乗っているよう。キロ5分30秒〜6分30秒のどのペースでも快適

#サブ3.5狙い

一方で、次のような気になる声もありました。

反発がやや遅い。スピードを出すためのスーパートレーナーではない

通気性が低く、暑い時期のランニングには向かない

#海外のレビューサイト

クッション・反発・安定のバランスは1080v15のほうが上。ボメロ プラスはペースを気にせず楽に走る日向き

#フル4時間29分

耐久性は?240km前後までクッションは健在

ボメロ プラスの耐久性は、練習用の厚底として標準以上と見られます。ただし今見つかる距離の報告は240km前後までで、数百km先の状態はまだ分かりません。

へたりの報告なし。減るのはよく接地する部分

早くヘタる平均的長く使える
  • アウトソールのゴムが靴底の広い範囲を覆い、柔らかいZoomXを地面から守っている。
  • 海外のラボの摩耗テストで削れは0.8mm。ただしゴムが柔らかめで、最も減りにくい部類ではないという評価もある。
  • 160km前後を走ったレビューでも、ミッドソールの弾みは保たれていた。

実際に走った人の報告:240km前後までクッションは健在

今見つかる報告は240km前後までです。並べると、クッションがへたったという報告は見当たらず、アウトソールの減りもよく接地する部分にとどまっています。

約160kmアウトソールの小さな突起に軽い摩耗。ミッドソールの弾みは保たれている(海外のレビュアー)
約160kmよく接地する部分のゴムに目に見える摩耗。フォームはよく持っている(海外のレビュアー)
約237km1か月でこの距離を走って、クッションのへたりは目立たない。ミッドソールの側面にシワ。アウトソールは自分の着地に合う場所だけ減った(国内のランナー)
ラボの計測アウトソールの摩耗テストで削れは0.8mm。ゴムの厚さは2.9mm

500km以上走った報告は、本文で確かめられるものが見つかりませんでした。見つかり次第、この表に追記します。

履き分けの重要性

Vomero Plusは、ゆっくりのジョグからロング走までを受け持つ、脚を守る役のシューズです。ペースを上げる日とスピード練習の日に、同じナイキの現行モデルを組み合わせると役割がはっきりします。

履き分けの4つのメリット。1つ目、シューズの寿命を延ばす:1足に負担を集中させず、複数のシューズを使い分けることでそれぞれを長く使いやすくなります。2つ目、練習内容に合わせられる:ジョグ・テンポ走・ロング走など、目的に合わせてシューズの特性を変えられます。3つ目、足への刺激を変えられる:クッション性や反発性の異なるシューズを使うことで、毎回同じ刺激になりにくいのもメリットです。4つ目、シューズを選ぶ楽しさ:「今日はこのシューズで走ろう」と選ぶ楽しさも、ランニングを続けるモチベーションになります。

JOG / LONG

ゆっくりのジョグ〜ロング走の日

Nike Vomero Plus

かかと45mmのZoomXが着地の衝撃を受け止めます。疲れを抜きたい日や、時間をかけて距離を踏む日の主力です。

DAILY / TEMPO

少しペースを上げる日

Nike Pegasus 42

ReactXとフルレングスのAir Zoomを組み合わせた定番。靴底が37mmと低めで地面を感じやすく、ペースを上げても扱いやすい一足です。

SPEED

テンポ走〜スピード練習の日

Nike Zoom Fly 6

ZoomXとカーボンプレートを組み合わせた、約247gのトレーニングシューズ。レースに近いペースの練習を受け持ちます。

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他の選択肢と比べてみる

練習メニュー別の相性と、ライバル2足との違いから最終判断します。

どんな練習に向いている?

結論から言うと、Vomero Plusが最も活きるのは、ゆっくりのジョグとロング走です。国内のレビューでは、キロ5分30秒〜6分30秒のペースで快適という声が出ています。

◎ リカバリー・LSD

厚いクッションで、疲れた脚でも楽に距離を踏めます。

◎ デイリージョグ

弾みがあるので、ゆっくり過ぎないジョグも気持ちよく走れます。

◯ ペース走・テンポ走

穏やかなペース走ならこなせるという海外の評価。速いテンポ走では重さが出ます。

△ スピード・インターバル

反発がやや遅く、速い切り替えには向きません。

△ レース本番

完走目的のフルマラソンなら脚を守れます。タイムを狙うならレース用を。

ライバルシューズとの比較

同じ用途で比較されやすい2足と並べてみます。

Vomero Plusと比較したいシューズを選ぶ

ASICS SUPERBLAST 3 との違い

SUPERBLAST 3は、かかと46.5mm(メーカーの公表値)の厚底を約239gに抑えた、プレートのないスーパートレーナーです。27cm相当で比べるとVomero Plusより40gほど軽く、価格は4,400円高くなります。国内の比較レビューでは、SUPERBLAST 3はテンポ走やスピード練習に強く、Vomero Plusは長い距離やリカバリーに向き、横方向の安定感では上とされています。軽さと弾みでペースを上げる練習までこなしたいならSUPERBLAST 3、ゆっくり長く走る日の安心感と価格を取るならVomero Plusです。

New Balance 1080v15 との違い

1080v15は、新しいInfinionフォームを使ったニューバランスのクッションモデルで、価格は同じ22,000円です。かかとは40mm(メーカーの公表値)とVomero Plusより5mm低く、27cm相当で20gほど軽くなります。国内の比較レビューでは、1080v15は沈み込みすぎない安定したクッションで、スピード練習やレースまで幅広く使えるとされ、Vomero Plusはペースを気にせず楽に走る日やリカバリー向きとされています。1足でペースを上げる日まで回したいなら1080v15、厚いクッションと弾みで楽に距離を踏みたいならVomero Plusです。

よくある質問

Qサイズはいつものナイキと同じでいいですか?

A同じでちょうどいいという報告がほとんどです。ただ、足幅とつま先の感じ方は人によって分かれます。足幅が広い人やむくみやすい人は、いつものサイズと0.5cm大きいサイズを履き比べてください。

Qボメロ18とどっちがいいですか?

Aジョグからペースを少し上げる日まで1足で使いたいならボメロ プラスです。全体がZoomXで、28cmの公式の重さで約33g軽く、よく弾みます。疲れを抜くジョグ専用で、価格を抑えたいならボメロ 18(定価17,600円)で十分です。

Q普段履きやウォーキングにも使えますか?

A使えます。1日20km以上歩いても足への負担が少なかったという報告があります。ただし通気性は低めで、長時間歩くと蒸れやすいという声もあります。厚底なので、凸凹の道では足元に気をつけてください。

Q重さは走っていて気になりますか?

A公式の重さは約292g(メンズ28cm)で、軽い靴ではありません。ただ、LSDやゆっくりしたジョグでは気にならないという声が多く、重さを感じやすいのはペースを上げたときです。

Q発売日と価格は?ワイドモデルはありますか?

A日本では2025年8月14日に発売されました(ナイキメンバーは8月7日から先行)。価格は22,000円(税込)です。ナイキ公式の日本のサイトでは、ワイドモデルは見当たりません(2026年10月時点)。

まとめ

ボメロ プラス(Nike Vomero Plus)は、かかと45mmの厚底すべてにZoomXを使い、脚を守るクッションと弾みを両立したデイリートレーナーです。ボメロ 18と比べると、28cmの公式の重さで約33g軽く、よく弾みます。サイズはいつものナイキと同じでよく、ゆっくりのジョグからロング走、普段履きまでこなせます。

一方で、約292g(28cm)と軽くはなく、速いペースでは反応が遅く感じます。通気性も低めなので、暑い時期は蒸れに注意してください。ペースを上げる日はペガサス 42、スピード練習の日はズームフライ 6を組み合わせると、役割がはっきりします。

RUNTOKU / 極上クッション

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この記事を書いた人
じぇーぱぱ

[プロフィール]

  • ラントク運営 じぇーぱぱ
  • 中学、高校時代は100mを専門に活動
  • 現在は週2回の練習で、12月のハーフ120分を目指して再スタート中

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